写真で見るベラージオホテルの室内植物園の春節

今年の春節ディスプレイの中心は2頭の丑(うし)。

今年の春節ディスプレイの中心は2頭の丑(うし)。

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 今週は特にこれといった話題がないので、毎年この時期の恒例ともいえるベラージオホテルの人気アトラクション「Conservatory & Botanical Gardens」(室内植物園)内の装飾を写真で紹介してみたい。
 
 まもなくチャイニーズ・ニューイヤーこと旧暦の正月「春節」。二十四節気のひとつ「雨水」の直前の新月の日がそれに該当し、今年は2月12日が旧暦の元日ということになっている。
(ただし西経115度のラスベガスにおける天文学上の正確な新月は当地の日時で 2月11日 11時09分)
 
 春節を祝う文化圏ではこの時期に一週間程度の休みを取ることが多く、例年であればアメリカ国内はもとより、台湾、香港、中国、そして世界各地からチャイニーズ系の人たちが大挙してラスベガスにやって来るが、今年はコロナの影響で海外や遠方からの来訪者はほとんど期待できない。
 それでもラスベガスから比較的近いロサンゼルスサンフランシスコに大きなチャイニーズ・コミュニティーがあるので、各カジノホテルはそれなりの期待をしているようだ。
 というのもチャイニーズ系の人たちはもともとギャンブル好きということもあり、各カジノにとってこの時期は重要な かき入れ時 だからだ。
 結局今年もチャイニーズ系のハイローラー(高額でプレーするギャンブラー)を顧客に持つ高級カジノホテルは彼らの受け入れに余念がなく、ロビーなどを赤やゴールドといった春節カラーや縁起物などで派手に飾っている。
 
 その代表格がベラージオホテルで、毎年この時期になると1階ロビー近くにある室内植物園内をその年の十二支(今年は丑)や花で飾ったりすることが恒例イベントとなっており、その豪華さはコロナ禍においても例年とほとんど変わらない。入場は無料、24時間オープン。以下がその様子だ。
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