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インスタ映えする写真を撮ることに特化したアトラクション

 その街ならではのものや、その街の象徴的なものを見たり体験したりすることが旅の目的や楽しみだとするならば、ラスベガス旅行においては、カジノナイトショー、そしてグランドキャニオンを始めとする大自然観光などがその代表格といってよいだろう。
 そういう意味では、「なにゆえラスベガスに行ってまで…」と言われてしまいそうだが、「主要観光スポットはすでに見飽きてしまった」というようなリピーターもたくさんいると思われるので、このたび 8月23日にマンダレイベイホテルのショッピング街「The Shoppes at Mandalay Place」の中にオープンしたアトラクション施設を紹介してみたい。

 その名は HAPPY PLACE。あまりにもシンプルすぎて「そんな安易な名前で大丈夫か」、「なんだか怪しくないか」と気になる人もいるかもしれないが、これが本当にこの施設のフルネーム。
 「名は体を表す」ということわざがあると同時に、その一方で「名前や宣伝に偽りあり」と言われてしまうようなひどい商品や施設があったりするわけだが、とりあえずこの施設の場合、しっかり「名は体を表している」といった感じで、「名前に偽り無し」と考えてよいだろう。したがって、よほどひねくれた者以外はハッピーな気分になれるはずだ。

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 ではこの HAPPY PLACE の実態はどうなっているのか。簡単に言ってしまうならば、「インスタ映えする写真を撮ることに特化したアトラクション」ということになる。逆に考えれば、写真を撮ること以外にやることはない。
 つまりあくまでも写真撮影のための施設であり、それ以上のものでもそれ以下のものでもないので、何か特別な楽しみを期待してはいけないし、その実態さえ承知しておけば、行ってガッカリするようなことにはならないはずだ。
 参考までに、「インスタ映え」は英語で instagrammable。その他にも Instagenic という言葉もあるようだが、こちらはあまり一般的ではないかもしれない。

 施設内も名前と同様、非常にシンプルでわかりやすい。インスタ用の写真を撮るための部屋が順路に沿って並んでいるだけで、利用方法などの説明はまったく不要といった感じだ。
 各部屋には、キャンディールーム、クッキールーム、アップサイドダウンルーム、ミラールームなどそれぞれ独自の名前が付けられており、それ相応のセッティングがなされている。

 説明不要と書いたばかりだが、スーパーブルームルーム(下の写真)と呼ばれる部屋だけは説明が必要かもしれない。部屋が薄暗いばかりか、複数のハシゴが視界に入ってくるので準備中の部屋のようにも見えるが、上のフロア(といっても 2メートルくらい高いだけ)はお花畑。ハシゴを使って上に登れば、無数の花が所狭しと咲いており(もちろん造花ではあるが)、花に囲まれた中で写真を撮れるようになっている。

 部屋の区切りが明確になっていないセクションもあったりするので、この施設の広さを部屋数で示すことはむずかしいが、撮影のためのセットの数は全部で15種類。所要時間的には、順路を普通に進んで行く限り 30~40分程度といったところか。
 なお、当たり前のことではあるが、撮影はもちろん自由。したがって、現場のカメラマンによって撮影された写真を売りつけられるというようなシステムではない。つまり各自がカメラを持ち込んで自由に撮影することになるわけだが、三脚自撮り棒の持ち込みだけは禁止されている。
 ということは、一人客はもちろんのこと、仲間で行った場合、全員一緒の写真が撮れないことになるが、それは心配無用。順路に沿ってスタッフが点々と立っているので、彼らに声をかければ喜んで撮影を手伝ってくれる。

 進行に関してだが、1ヶ所で長時間かけて真剣に撮影しているグループなどがいたりした場合は、スキップして次の部屋に進んでかまわない。また、逆方向に戻ることも出来るので、順番待ちなどで長く待たされるようなことを心配する必要はない。
 もし長く待たされるような状況になった場合は、現場スタッフが、1ヶ所を長時間占拠している客に対して早く行くように促すか、入口で入場制限をするので、順路が渋滞になってしまうようなことは少ないと思われる。

 入場制限といえば、公式サイトでは、午前10時から午後10時までの間を 30分ごとに区切り、各時間ごとの予約を受け付けている。
 そう考えると、30分ごとに入場できる人数の上限を決めているようにも思われるが、現場スタッフによると、特に決めているわけではなく、よほど場内が混雑していない限り、予約無しの飛び込み客でもその場で入場させているとのこと。

 したがって、必ずしも事前にネットで予約する必要はないが、スマートフォンにメールで送られてくるバーコードが入場チケットになっているため、飛び込みで現場に行った客も、受付で代金を払うと同時に、メールアドレスを申し出る必要がある。すぐにそのメールアドレスにチケットが送られてくるので、その受信画面を見せて入場することになる。

 料金は 35ドル、4歳から12歳までの子供は 28ドル、3歳以下は無料。地元民は運転免許証などを提示すれば 10ドルの割引があるが、この割引は流動的のようなので今後どうなるかわからない。

 なお、このアトラクションは、これまでにもロサンゼルスやシカゴでも開催されてきた経緯があり、常駐施設というよりも、サーカス公演のように各都市を転々とする期間限定のイベントといった色彩が濃い。
 そうなると今回のラスベガスはいつまでやるのかということが気になってくるが、現場スタッフに確認したところ、わからないとのこと。

 ちなみに公式サイトの予約画面(showclix の画面につながる)では、2020年2月17日までの予約が可能になっているので、とりあえずは半年程度の予定のようだが、集客が芳しく無ければ予定を切り上げ、すぐにでも打ち切ってしまうのがラスベガスのエンタメ業界の常。興味がある者は早めに行っておいたほうがよいかもしれない。
 行き方は、マンダレイベイホテルのカジノフロアから上りのエスカレーターで、ルクソールホテルに通じる Mandalay Place に入ってしばらく歩いた左側。黄色い看板が出ているのですぐにわかる。

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