ニューヨークをテーマにしたカジノホテル。自由の女神と、高層ビルを連結させニューヨークの摩天楼を再現したようなユニークな外観が特徴的で、その様子はラスベガスを象徴する光景として、観光ガイドブックなどの写真にしばしば登場している。
旧サハラホテルやストラトスフィアタワーのローラーコースターが消滅してしまった影響もあるのか、摩天楼の周囲を走るローラーコースターは根強い人気。
カジノフロアの非常に高い天井も開放的で評判がよい。中心街からやや南に離れているのが少々気になるところだが、許容範囲と考えれば決して悪いホテルではない。
客室数は約2000、MGM系列。
ニューヨークニューヨークの寸評
特徴的な外観で露出度が高いわりには、日本人観光客の間での存在感は低いようで、なぜかこのホテルに宿泊する日本人観光客の数は異常に少ない。
日本の旅行代理店などがこのホテルを組み込んだパッケージツアーをあまり積極的に販売していないことが要因の一つのようにも思えるが、それだけが原因かどうかは不明。
とにかく日本人観光客の利用はかなり限定的となっているが、中心街からやや離れているということ以外、特に大きな問題があるようには思えないので、すでにいろいろなホテルに泊まった経験があるリピーターなどは、積極的に利用してみるのもよいのではないか。
そして前述の通り、ここのカジノフロアは天井が非常に高く気持ちが良いので、カジノで多くの時間を過ごすことになりがちなギャンブラーにおすすめできるばかりか、最近このホテルの北側(パークMGMとの間のスペース)が THE PARK というプロムナードとして再開発され、そこには T-Mobile アリーナ、TOSHIBA プラザ(写真上)、PARK シアター、それにユニークなレストランがいくつか登場するなど、環境が劇的に変化してきているので、今まで以上にギャンブラー以外の人たちにも快適にすごせる楽しいホテルに生まれ変わってきている。もう少し注目されることを期待したい。
なお、このホテルには、食べ放題形式の飲食施設がないのと、プール施設があまり立派ではないことはあらかじめ知っておいたほうがよい。
【取材中 or 編集中】
このホテルのさらなる詳しい情報は、取材中あるいは編集中ですので、今しばらくお待ちください。
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