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覚えておいて損はない麺類中心のアジア料理店 at PARK MGM

la la noodle の入口

 ここの常連読者からは「またラーメンかよ」と言われてしまいそうだが、今週はラーメン店の話ではなく、ラーメンっぽいメニューもたくさんあるアジア料理店の話。

 知人が「あの店はうまい!」というので行ってみた店の名前は la la noodle。たしかに名前を聞いただけでも興味をそそられそうな店だ。
 場所は PARK MGM(元モンテカルロホテル)の中。ストリップ地区に滞在するほとんどの観光客にとっては徒歩圏内のロケーションのはずだ。

ストリップ大通り側から見た PARK MGM ホテル

 オープンしたばかりの店というわけではないが、それでも正式オープンが今年の始めなのでまだかなり新しい。
 それはともかく店の名前の la la の部分、遊び心が豊かなアメリカ人のこと、まさかロサンゼルス(LA)とは関係ないだろうと思いながらも、念のため現場の責任者に確認してみたところ、やはりロサンゼルスとは無関係とのこと。単なるララ、つまり歌を唄うときのララ~や、楽しい気分のときのララ~と解釈すればよいようだ。
 もちろんロサンゼルスに本店があるというわけでもなく、チエーン店でもない。この店が1号店らしいが、たぶん最初で最後、つまり2号店はないだろう。
 なぜなら、このホテルから場所を借りて出店しているテナント店ではなく、ホテル直営店だからだ。少なくともラスベガスにおいてはホテルが2号店を出すというのはあまり一般的ではない。

店名のロゴはすべて小文字で、テーマカラーはピンク。

 そんな話はどうでもいい。気になるのは味のレベル、そしてメニュー値段だろう。
 メニューは店の名前のとおり、麺類が中心。それでもチャーハンなどもあるので麺類だけというわけではない。ちなみにギョーザもシウマイもサラダもある。
 値段はハッキリいって安くない。日本の一般的なラーメンやチャーハンと比べたら明らかに高い。それでもラスベガスのホテル街の食事が高いことはもはや常識。当地の相場からすると標準的なレベルといったところか。

 さて今回食べてみたものを列挙してみると、日本でいうところのワンタン麺に近いだろうと勝手に決め込んでオーダーしてみたヌードル、チャーシュー麺と似ているかもしれないとかすかに期待したヌードル、名古屋のきしめんのような平べったいうどんのような麺が入っていると読んだスープ無しのヌードル、少しゴージャスなチャーハンだろうとひそかに期待したチャーハンらしき料理、それに水ギョーザではなく焼きギョーザだろうと確信を持ってオーダーしたギョーザ、の以上5品。
 それぞれの料理の現場での名称と値段はこの順番に、Wanton Noodle($17)、Taiwanese Pork Belly Noodle($21)、Drunken Beef 21 Fried Noodle($21)、Oxtail Fried Rice($21)、Pot Stickers($16)。
 たったこれだけの品数の試食でこの店のすべてを評価するのは無謀な上、そもそも同じ料理でも、その日の担当シェフによって味に大きなバラツキがあったりするのは当たり前なので、あくまでも「今回食べた限りでの感想」という前提で、この5品について書いてみたい。

Wanton Noodle($17)

 まずはワンタン麺っぽいこのヌードル。具の配置など、見てくれは良くなかったが、具の位置などをあえて整えたりすることはせずに、出てきたままの状態で撮影。
 麺はいわゆる Egg Noodle。中華料理でしばしば見かける非常に細いコリコリ感がある麺だ。スープはメニューに記載されていた解説によるとチキンベース
 細すぎる麺は好みが分かれるところだが、これはこれでぜんぜん悪いという印象はなく、スープも日本人の味覚から逸脱しているものではなく、まずは合格といったレベル。

Taiwanese Pork Belly Noodle($21)

 日本のチャーシュー麺とはまったく似ていなかったこのヌードル、メニューに書かれていた説明によると「手打ち」ということだが、コシがほとんどないという意味で不合格。そもそも手打ち麺は往々にしてコシがなかったりするので仕方がないと言ってしまえばそれまでだが、やはり期待はずれ感は否めない。
 豚肉もこのような角煮よりも、日本のラーメンで見られるような薄切りのほうが具として合っているように思えたが、日本にも角煮スタイルの具がないわけではないので、この豚肉に関しては好みの問題ということで評価を避けたい。
 それでも 10人の一般的な日本人に上記のワンタン麺らしきものと、このなんちゃってチャーシュー麺の両方を食べ比べてもらったら、たぶん8人がワンタン麺に軍配を上げるにちがいない。

Drunken Beef 21 Fried Noodle($21)

 この平べったい麺を使った料理は、色合い的に地味なため、見た目だけではあまり食欲をそそられないが、こってり系の味が好きな者にとっては絶品と感じるかもしれない。ただやや味が濃すぎる印象もあるので(その日のシェフによって多少のバラツキはあるだろうが)、薄味が好きな者からすると落第点となってしまう可能性もありそう。
 具は薄切りのビーフがメインで、あとはモヤシやピーマン系の野菜が少々。なお、タカノツメが丸ごと数個入っているので、うっかり食べてしまわないよう、激辛が苦手な人は要注意。

Oxtail Fried Rice($21)

 このチャーハンは文句なしに合格。オックステールがどのような形で入ってくるのか非常に興味深かったが、一般的な肉と同じようなサイズにカットされて出てきたので、見た目の印象としては驚きや意外性はなかった。いずれにせよ、この味は大多数の日本人の味覚にマッチしていると考えてよいだろう。

Pot Stickers($16)

 ラーメンといえばギョーザが付き物だが、中華料理店でギョーザというと水ギョーザが一般的。それでもメニューに Pot Stickers(焼きギョーザ)と書かれていたので焼きギョーザであることを承知でオーダー。
 アメリカにおけるギョーザとしてはまずまずのレベルにあるが、日本に行ったらイマイチとなってしまうかもしれないレベル。それでも「十分に許容範囲内」としておきたい。
 なお、どこの中華料理店のギョーザにもいえることだが、日本のギョーザと比べると、きざんだ野菜類はほとんど入っていないので(ほぼすべてがひき肉)、結果的にずっしり感があるのが特徴。

 以上だが、ここまでの説明を読んだだけでこの店を判断してしまうのはまずいので、いろいろなメニューに挑戦して頂き、この記事の下のコメント欄などに感想を寄せていただければ幸いだ。
 いずれにせよ、日本を離れてしばらく時間が経過すると、無性に和食系や中華系のものを食べたくなったりするもの。ロケーションが良いだけに、この店の存在を覚えておいて損はないだろう。

細長い通路に沿ってカウンターやテーブルがある

 店内は細長い通路に沿ってテーブルやカウンターが配置されている特徴的なレイアウトが印象的。奥には大きなテーブルもあるので、7~8人のグループ客から1人客まで対応できるようになっている。

 場所は冒頭でもふれたとおり PARK MGMの中。ストリップ大通り側の入口から館内に入ってカジノセクションのすぐ左手前。
 営業時間は月曜日から木曜日が午後5時から深夜12時まで、金曜日と土曜日が正午から深夜12時まで、日曜日が正午から午後10時まで。
 なお、金曜日と土曜日を除く午後5時から午後7時までの2時間はハッピーアワーで、通常料金が $8.50(高すぎるが、これがストリップ地区では普通)のキリン、アサヒ、サッポロなどの小びんが一律 $5 になる。

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