ストリップ北端の「ようこそラスベガス」が刷新

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Welcome to Las Vegas
 先々週の火曜日に、来訪者を歓迎するためのいわゆる「ようこそラスベガス」の新しいサインが、ダウンタウン地区への入口付近、つまりストリップ地区の最北端にお目見えした。

 「新しい」というからには古いものもあったことになるわけだが、実際にこのすぐ近くの場所に、かなり以前から元のサインが存在していた。

 しかし2年ほど前に車が激突して破壊されてしまったという経緯があり、今回登場したものはそれの置き換えということになる。(下の写真が破壊される前の元のサイン)

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 現場は、北に向かうストリップ大通りがY字路に分かれる分岐点の真ん中の島のような場所にあり、再び激突されそうな気がしないでもない立地環境だが、それはともかく、今回のサインは、置き換えだからといって、以前のものとまったく同じデザインというわけではない。

 以前あったものは、ストリップ大通りの南端にある元祖「ようこそラスベガス」とほぼ同じデザインだったが、今回登場したものはまったく異なっており、2人のショーガールがデザインされている。

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 このショーガールは、かつての名物市長オスカー・グッドマン氏が、イベントなどに出席する際にいつも帯同していたショーガールで、メディアへの露出度も高く、すでにラスベガスのシンボル的な存在として広く認知されているので、それがデザインされること自体に特に違和感はないが、今回のこの新しいサインは、どう考えても周囲の環境がいただけない。

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 治安があまりよろしくないという意味ではなく(決して治安がいい場所ではないが)、周囲にじゃまな物が多く、ビジュアル的な条件が悪すぎる。

 というのも、ここで記念撮影をしようとすると、すぐうしろにある大きな広告ビルボードやファミリーレストラン・デニーズの看板も入ってしまう。どのように角度を変えて撮影しても、それらが写り込んでしまい、とてもインスタ映えするような写真にはならない。

 日没以降に撮影すれば、ライトアップされるため、ある程度は色彩的に華やかな写真になるが、それでも2人のショーガールの間にすっぽり入るビルボードの存在は、限度を超えてひどすぎる。

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 反対側から撮影するという方法もあるが、その場合、ストラトスフィアタワーが写り込むことになり(2枚上の写真)、そのタワーがあまりにも巨大でショーガールよりも目立つため、どっちが主役なのかわからない写真になってしまう。

 そもそも反対側からの撮影では、カジノチップやサイコロ、それに地面に描かれたルーレット盤などを撮り込むことができず、作者の意図する構図にはならない。

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 というわけで、いい記念写真を撮ろうと思っている者にとっては、どの角度から撮ればいいのか、なんとも歯がゆい思いをすることになるが、この種のものに興味があるリピーターなどは、足を運んでみるとよいだろう。

 場所はストラトスフィア・ホテルの北口のすぐ近く。公営バスの DEUCE や SDX で行く場合はストラトスフィアで下車、レンタカーで行く場合は、ストラトスフィア・ホテルの北側の駐車場に駐車すればよい。
 現在のこの駐車場への入口は西側(裏側)にしかなくわかりにくいが、今回このサインが出来たことにより、同ホテルは便乗的な集客に期待しているようで、わかりやすい位置にも入口を追加する工事をまもなく始めるとのこと。

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 なお、初めてベガスを訪問する者にとっては、このサインはあまりにもマイナーすぎる存在なので、60年も前から存在し人気の観光スポットになっているストリップ南端の元祖「ようこそラスベガス」(写真)に行くべきだろう。
 ちなみにこちらはアメリカ合衆国の国家歴史登録財(National Register of Historic Places)にも指定されている。 

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