久しぶりのベガス旅行に際し、最近のルーレットのルールについて教えてください。
以前はルーレットのアウトサイドにベットする時、カジノチップに換えずにそのまま100ドル紙幣などの現金を掛けていましたが、今でも可能でしょうか?
最近は必ずカジノチップに換えないといけないという声も聞きまして。
数年ぶりに4月に行ってきました。
以前はアウトサイドに紙幣をそのままベットできたこともありましたが、ストリップ沿いのいくつかのカジノでプレイした限りでは紙幣を置いてもいったんチップに換えられ、100ドル札でベットしても100ドルの黒チップに換えられてボールを投げ込む、という流れでした。
あとカジノによっては0と00以外にトリプルゼロ的な図柄の出目が存在するテーブルがありました。そのせいだけじゃないですが今回は全く勝てなかったです・・・
>今回は全く勝てなかったです・・・
大変残念でしたね. お察します. 余計なお世話なのですが、1つアドバイスをさせていただきます.
勝てなかったのには理由があると思われます. トリプルゼロの台が増えた事、及び、単位時間のゲーム回数が
増えたことによるのではないでしょうか. いずれもカジノ側がより利益を上げる対策なのですが、トリプルゼロがある
ルーレットにおけるカジノの取り分(控除率といいます)は7.7%です. 100ドル賭ける毎に7.7ドル失っていく計算になります.
加えて、ルーレットが自動化され、機械がチップを選別してくれる為、昔はディーラが2人(主にルーレットを回す人と、
前ゲームのチップを選別する人)いましたが、今では1人、かつゲームが早く進行する為、同じゲーム時間でも
ゲーム回数が多くなり、必然的にプレイヤの負けは数学的期待値に近くなり、ゲームをやればやるほど負けていくとい
うシナリオです.
では対策、どうすれば勝てるかですが、残念ながら基本的にルーレットには必勝法はありません. (ディーラと組んでズルを
するという方法がありますが恐らく州法に触れリスク大??)なるだけ、控除率の低い、例えばシングルゼロのみの台で
プレー(控除率は2.7%)するとか、いつもは2時間プレーするところを1時間に限定して、その変わり掛け金を2倍にすれば、
以前に比べて勝つチャンスは増えると思われます.総賭け額は一緒で短期決戦に持ち込むことで、確率の”ゆらぎ”
を利用する作戦です. よろしければ、ご参考になさってください.
尚、ルーレットのシングルゼロ、ダブルゼロ、及びトリプルゼロがプレイヤの勝ち負けにどのように影響するかについては、
週刊ラスベガスニュース#1134 "ルーレット、トリプルゼロ(0、00、000)が常態化"
https://www.lvtaizen.com/1134
を参照されると大変分かり易く記載されています.これからもルーレットで勝負するのであれば、是非一度お読みになってください.
ひと昔前は、1チップ:c25(エルコステル@ダウンタウン)でとか、c10(サンセットクロンダイク、ジョーカワイルド、
いずれも郊外)でルーレットを楽しめるカジノがあったのですが、レートが上がってしまったり、ルーレット台自体が
無くなってしまったりで、残念な限りです.
横から失礼します。
確率の”ゆらぎ”とは、”ぶれ””偏り”と同じ意味でしょうか?
もしそうでしたら、ルーレットの場合、どの程度の”ゆらぎ”幅があるのでしょうか?
短かいプレイ時間で”ゆらぎ”幅が大きいと、資金ショートのリスクも大きくなるような気がしまして。
コメントありがとうございます.
はい、"ゆらぎ"はご理解の通りです. ご質問の"ゆらぎの幅"についてですが、ゲームの回数に大きく依存します.
例えば、ゲーム数が100回と1000回をそれそれ1セットとし、計100セット程度のデータをとります.そして、ルーレットの
赤に入った回数とその頻度をグラフ化します. それぞれ50回/500回でその頻度が最大となる山のような形になりますが、
1000回のほうが"ゆらぎの幅"が小さくなります(山の裾野がなくなる). ゆらぎが起きにくい(偏りがない)ので、
より勝てなくなるという理屈です.カジノでルーレットの結果を見ていると、赤ないし黒が5回連続で出たりする事が
あるかと思います.まぎれもなく揺らいでいる証拠でしょう.回数を重ねれば赤/黒いずれも50-50になりますが、
局所的には5-0なんてことも起こり得ます.この時、赤に賭け続けていれば勝てますし、反対に黒なら短期決戦でも負けますね.
勉学に理系を選択されていれは、"標準偏差"という言葉を聞いたことがあるかと思います.ちまたで流行り?のNISA等、
投資信託の結果開示の際、商品の利回りとともにこの標準偏差が表示されているので、見たことがある方も多いのでは
ないでしょうか.”ゆらぎの幅”に相当する統計学用語になります.
また、統計学には二項分布という内容があります.平たく申し上げると、コイントスを複数回したら何回表がでまっか?
という学問?です.ご興味があれば関連Webサイトを除いてみてください.丁半博打やルーレットの赤/黒に賭ける場合の
心得が得られる?かもしれません.
再三になりますが、ルーレットには必勝法がありません(バカラも同じ). 余計なお世話なのですが、ゲームを楽しむような
お気持ちでプレイされるのがよろしいかと思います.
詳細なご説明ありがとうございます。
”ゆらぎ”がプラスに振れたところを上手く捉えることが出来れば勝てる、ということですね。多くの逆のケースを耳にしていますので、なんとも言えませんが・・・
私の最近のプレイ実績ですが、ビデオポーカーのJack or Better9/6を$125/回×500回/時間×10時間/日です。
Jack or Better9/6をベーシックストラテジー通りプレイした場合の期待値は99.54%ですので、”ゆらぎ”がゼロとの前提で掛け金の0.46%負けることになりますが、ストリップのカジノの場合、ビデオポーカーにおけるカジノ側の収益率(単体での収益率ではなくビデオポーカー全体での収益率)は2%程度に設定され、その内、最大40%をプレイヤーへのサービスに充てているようですので、負け部分はコンプで補われていると考えています。
ローカルカジノで、グラスに入ったI.P.A.をもらいたい時、Kingsの当該マシンでB.J.を楽しみながらウエストレスを待っています. そんなにハウスエッジが低かったんですね. 驚きです.
それにしてもカジノマシンは文句も言わずよく働き、関心します.
ゆらぎの件はご理解の通りです. ビックウェーブに乗れるといいですね.