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STORM





ホテル  マンダレイベイ / 877 - 632 - 7400
スケジュール  月・木・土が 7:00pmと10:00pm、
 金・日は 7:00pm に変更。
休み  火・水曜日
料金  $60.50、 $71.50
ドリンク なし 年齢制限 特に決められていない
英語力 不要 座席指定 指定席

 このショーは 2002年 07月 28日をもって終了しました。
(この項は、すでに終了したことを告知する目的で残してあるもので、以下の記述は公演されていた頃の情報です)

 "STORM"(嵐) というタイトルだけを見ていると何やら過激で派手な演出を期待してしまいがちだが、実際はかなりオーソドックスなショーだ。MGM の EFX のような子供っぽい派手な演出もなければ、ラクソーの BLUE MAN に見られるようなふざけたパフォーマンスもない。終始一貫してハイレベルな歌や音楽とそれに合わせた振り付けなどを披露してくれる。つまりコミック、マジック、アクロバットなどは一切ない完全な音楽ショーといってよいだろう。

 ここまでの説明では極めて平凡かつ退屈なショーに聞こえるかもしれない。また、歌とダンスといえば 2000年夏に始まりわずか2ヶ月で消えてしまったベネシアンホテルでの失敗作 "Nebulae" を想像する者もいるだろう。しかし決してそんなことはない。
 この STORM では、生バンドや歌手が洗練されており、その分野ではラスベガスの他のショーのそれを圧倒するほどレベルが高い。音響設備も抜群だ。そもそも Nebulae などは生バンドすら使わず、録音されたサウンドに合わせて歌手が口をパクパク動かしていただけだったので比較すること自体が間違っているだろう。

 またこの STORM の良いところは、Mambo No.5 やジプシーキングなどでおなじみの Bamboleo など、誰もが一度は耳にしたことがあるような有名な曲ばかりを演奏してくれるということだ。知っている曲とそうでない曲では楽しさが違うはずで、多くのナイトショーがオリジナル曲ばかりを使っていることを考えるとこれは非常にありがたい。また、歌ばかりではなく、ドラムスやトランペットのソロ演奏など、ジャズコンサートさながらの演出もある。曲のジャンルとしてはアップテンポなラテン系の曲が中心だ。

 音楽に合わせた振り付けや舞台セットも観ている者を飽きさせない。客席フロアの両側の壁には高さ 12メートルに渡って碁盤の目のごとく格子状に鉄パイプが組まれており、ダンサーたちがそこによじ登りさまざまなパフォーマンスを披露してくれる。

 STORM というタイトルに合わせているのかコンセプトは "Earth"、"Wind"、"Fire"、"Water" を中心とした大自然で、舞台セットも総じてそれにちなんだものになっており、人工雪が客席に降る場面もある。雨も降るが、これはステージ上だけで客席には降らない。それでも最前列の席は濡れる恐れがあるので注意が必要だ。
 コンセプトに合わせた野性味あふれる大胆かつセクシーなダンサーの衣装も印象的だ。トップレスに近い状態で登場する場面もあるが、残念ながら完全なトップレスにはならない。
 原始的な衣装がある一方で、日本の紅白歌合戦での小林幸子のマネかと思うような巨大なドレスを着た歌手が空中に浮かび上がるシーンもある。
 その他、客席の天井から役者が突然現れ空中ブランコのような演出もあるが、これはアクロバットというほど難しい技ではなく、あくまでも歌に合わせたパフォーマンスの延長線上と考えた方がよいだろう。

 内容はざっとそんな感じだが、いずれにせよすべては歌や音楽に付随する演出だ。したがって "音楽ショー" であることを承知の上で観に行かないとガッカリする可能性がある。もちろん音楽が好きな者であれば、「コンサートを楽しんだ上、さらに派手な演出を視覚的にも楽しめた」 と満足できることだろう。
 なお、会場施設に関してだが、ややステージ幅が狭いようにも見受けられるが、会場全体の幅や奥行きがほど良いサイズになっており極端に悪い席がなく、また、フロアの傾斜も十分にあり (前の人の頭が気にならない) 会場施設としては申し分ない。

 場所はマンダレイベイホテルのスポーツブック脇にある STORM THEATRE。チケットは同ホテル内はもちろんのこと、同系列のラクソー、エクスカリバー、サーカスサーカスのボックスオフィスでも買い求めることができる。料金はステージに近い方の席が $71.50、遠い方の席が $60.50。全席指定。
 チケットに関する問合せ先は同ホテルのボックスオフィスまで。電話 877-632-7400。


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