ナイトショーのトップ
SPLASH




ホテル  リビエラ / 702 - 794 - 9433
スケジュール  日・月・火・水・木曜日/8:00pm の 1回公演
 土曜日/7:00pm と 9:30pm の 2回公演
  ※土曜日の7:00pm公演以外は、トップレス
休み  金曜日
料金  $61.00, $85.00, $30.50 (12才以下)
ドリンク 無し 年齢制限 土曜日の7:00pm公演
 以外は 18才以上
英語力 特に必要なし 座席指定 指定席

このショーは 2006年 9月 30日をもって終了しました。
(この項は、すでに終了したことを告知する目的で残してあるもので、以下の記述は公演されていた頃の情報です)

 Lance Burton や Penn & Teller など、カリスマ的役者による個性あふれるショーや、O、Mystere、Ka など、テーマやコンセプトを明確にした劇団ショーが隆盛を極める中、この Splash は、数少ない "昔ながらのスタイルを残す総合レビュー" として広く知られており、トップレスダンス、コメディ、アクロバット、歌、モノマネ、アイススケートなど、複数の出し物を寄せ集めたいかにもラスベガスらしい華やかなショーとなっている。(ちなみに "Splash" は「水しぶき」 の意味)
 ただ、ステージに巨大水槽を持ち込み水をふんだんに使っていた豪快な演出が、2000年春のリニューアル以降、消えてしまったのが非常に残念で、2005年 6月の "20周年リニューアル" の際にもそのパフォーマンスは復活していない。
 ショーの内容が一部変更になってしまうこと自体は決して珍しいことではないが、これまで水を使った演出で数々の賞を受賞してきたこのショーに限っては、そのタイトルの意味を考えても、水が無くなってしまったことは大いなる問題で、現在このショーは "名は体を表していない" ことになる。
 タイトルがすでに広く認知されてしまっているため (ちなみにこのショーは 1985年に始まったロングランショー)、今さら変えるわけにもいかないのだろうが、やはりタイトル通り何か水モノが欲しいところだ。派手に水を使うことで知られるベラージオホテルの "オウ" (フランス語で水) の出現により、今さら中途半端な水モノのショーではしめしが付かないということだろうか。

 さて、2005年 6月のリニューアルでの主な変更箇所は、これまでのバージョンにあったマイケルジャクソンのそっくりさんと軟体人間が消えて、その代りにエルビスとトムジョーンズのそっくりさん、さらにはストリートダンス、アイススケートをしながらのフラフープの曲芸 (写真右) などが加わった。
 ジャグリングの3人組 (Richard Brothers)、太鼓をたたきながら登場するアルゼンチンの愉快なカウボーイの2人組 (Hugo Latorre & Eduardo Lome、写真左下) などは以前と同じだ。
 また、このショーの看板的存在のオートバイによるアクロバット (直径5メートルほどの球状の籠の中を4台のオートバイが同時に走り回るという曲芸。かつては5台もやったが今は4台まで) も健在で、これまで通りこれが大とりを務める。
 登場する 10人ほどのダンサーはもちろん以前と同様、完全なトップレスで (トップレスにならないダンサーもいるが)、これが理由でこのショーでは 18才未満の入場が禁じられている。

 このショーの最大の欠点は会場だ。客席の環境は昔も今もひどく (劇場タイプのイスではなく、長テーブルを囲むように簡素なイスが配置されているだけ)、イスの配置やその向き、さらには隣とのスペースやフロアの傾斜など、すべてが劣悪な環境で、まともに正面を向いてステージを見ることができる席はほとんどない。
 かろうじて、ステージのすぐ前に配置された "VIP シート" (約 100席) が正面を向いているが、それでもフロアに傾斜がほとんど無いため、前の座席に座った人の体格によってはその人の頭が視界をじゃましてしまう。もっとも、これが 「古き良き時代のナイトショーの環境」 といえなくもないので、昔の雰囲気を味わうためにはそれをそのまま受け入れるべきなのかもしれないが、小柄な日本人にとってはやはりきつい。

 シルクドソレイユや有名人のワンマンショーが全盛のこのご時世、総合レビューの存在はそれなりに貴重だ。また、何が出て来るかわからない "寄せ集めのショー" という部分もそれなりに楽しい。半額チケットも手に入れやすいので (週刊ラスベガスニュースのバックナンバー 426号を参照のこと)、予算重視派はもちろんのこと、シルク派もぜひこの劇場に足を運んでみるとよいだろう。


ナイトショーのトップページに戻る