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ホテル |
Venetian / 866 - 641 - 7469, 702 - 414 - 9000 |
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スケジュール |
火、水、木、金が 7:00pm。月、土が 7:00pm と 9:30pm の2回。
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休み |
原則として日曜日だが、日曜日に公演することもある。 |
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料金 |
$69.00, $102.00, $136.00, $165.00 |
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ドリンク | なし |
年齢制限 | 6才以上 |
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英語力 | 大いに必要 |
座席指定 | 指定席 |
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フランス人作家ガストン・ルロー原作、アンドリュー・ロイド・ウェバー版の 「オペラ座の怪人」 (英語名: The Phantom of the Opera) のラスベガスバージョン。会場はベネシアンホテルの専用シアター、初公演は 2006年 6月。
「オペラ座の怪人」 自体は、1986年のロンドンでのオープニング以来、20ヵ国 110都市で 70,000回以上公演されてきたロングラン作品なので今さら説明の必要もないが、このラスベガスバージョンは劇場の規模や上演時間など、ブロードウェーバージョンとはやや異なる部分があるので、それについてはふれておく必要があるだろう。
まず劇場だが、4000万ドルを投じて建設したというだけあって、規模はこちらの方が大きく、また、噂のシャンデリアなど仕掛のたぐいもはるかにゴージャスだ。
一方、前半と後半の間に休憩を入れることなく 95分間一気に上演するようになっているため、正味の時間はブロードウェー版に比べやや短い。したがって一部の台詞や場面などが割愛されていることになるが、曲は一曲もカットされておらず、またストーリーも完全につながるようになっているので、短縮版であることをあまり気にする必要はないだろう。
ちなみにラスベガスでのミュージカルにおいては、カジノ収益を重視するホテル側が、客を劇場内に長時間とどめておくことを嫌うためか、休憩時間を省き短く編集することが恒常化しており、これまでにラスベガスで行なわれてきたほとんどのミュージカルが短縮版だ。
さて、上演時間の長短の議論はともかく、ハードとしての劇場はすべてが豪華絢爛に造られており、その荘厳かつ重厚な雰囲気は一見に値する。
シアターに続く階段の頭上には、パリのオペラ座を彷彿とさせる等間隔に並んだ古めかしいシャンデリアが、そして劇場内には、まさにオペラ座そのものといった感じの装飾が至るところで見られ、薄っぺらい派手なゴージャスさが主流のラスベガスにおいては異色の存在だ。これだけ伝統的な美が追求されていると、ここがラスベガスであることを忘れてしまう。
もちろん客席ほぼ中央の頭上にはあの噂のシャンデリア (写真左上、クリックで拡大表示) が。斜めにぶら下がるその異様な姿は、それ自体が絶妙なインテリア装飾になっていると同時に、不気味な緊張感を観客に与え、会場全体の雰囲気を適度に引き締めている。
その他、キャストの豪華かつ繊細な衣装、アンティークな家具、ビロードのうねりが美しく重みのあるゴージャスなカーテン、といったひとつひとつの細かいオブジェから、奥行きを見事なまでに表現した複雑な地下室、コンビュータ制御によって作動するシャンデリアまで、とにかく手のかけ方が半端ではない。
もちろんあの荘厳なテーマ曲を奏でるパイプオルガンの音も申し分なく、音響設備にも多大な投資がなされていることがうかがえる。
いずれにせよハードとしては、世界に数ある会場の中でも突出してゴージャスに造られた劇場といってよく (オペラ座の怪人の各会場をすべて見たわけではないが、資料などからそのように判断できる)、その様子を見に行くだけでもファンにとっては価値があるだろう。
一方、そんなゴージャスなステージのセットの中において、オペラ座に仕立てられた観客席に座るマネキン人形がやや安っぽく見えるのが残念だ。豪華に着飾った本物の貴婦人たちをエキストラにするほど費用はかけられないにしても、もう少し手の込んだ繊細なセットにしておけば、さらにオペラ座のリアル感が出ていたことだろう。
なお、フロアは思ったほど傾斜がないので、前の座席に大きな観客がいると観にくい。また、あまり前方に座るとシャンデリアが落ちる瞬間を見逃しかねないので、極端な前方は避けた方がよいだろう。おすすめは、ゴールデンサークル・セクションの後方かオーケストラ・セクション (これら座席の名称は、公式サイトのチケット購入画面で確認することができる)。高額なチケットに抵抗がある者は、2階のメザニンもしくはパールテア・セクションでもよいが、パールテアの3列目以降はシャンデリアが死角になるのであらかじめ了解しておく必要がある。
オペラ座の怪人は、ストーリーが他のミュージカルに比べてシンプルでわかりやすいと言われるが、それでも高度な語学力がないと話に付いていけない。
ラスベガス旅行の直前に短期間で英語を身に付けることは極めてむずかしいが、ストーリーを知っていれば、役者がしゃべる内容をある程度は想像で理解できるので、少なくともストーリーだけは完璧に理解しておくべきだろう。そのストーリーをここで紹介することはあえて割愛するが 、さまざまなサイトに紹介されているはずなので、ぜひ事前に把握しておくことをおすすめする。
もちろん何もわからなくても、あの荘厳なテーマ曲をパイプオルガンと生のオーケストラで聴くだけでもある程度は楽しめるはずだ。また、そのオーケストラに合わせて役者が一曲歌いあげるごとに、割れんばかりの大きな拍手が起こり、観客がステージをどんどん盛り上げていくようになっているところも、この作品ならではの特徴で、そういった雰囲気は特に語学力無しで楽しめるだろう。
ちなみに上演中は指揮者の後ろ姿のみが見え、オーケストラはさらに一段低い舞台の下に潜んでいるので見ることはできないが、舞台終了後にステージの前まで行ってみると、現場の様子がわかるようになっているので、興味がある者はチェックしてみるとよい。
最後に、「ラスベガスはミュージカル不毛の地」 とよく言われるが、ご多分にもれずこのオペラ座の怪人もチケット販売が芳しくなく、満席になることは極めてまれだ。事実公式サイトを見ても当日券がほぼ毎日売れ残っていることがわかる。
ということで、わざわざ事前に買う必要はなさそうだが、もし早めに買っておきたい場合は、ベネシアンホテルの公式サイト まで。
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