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ホテル |
ベネシアン / 702 - 933 - 4225 |
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スケジュール |
土曜日〜火曜日 8:30pm、 水曜日 6:30pm |
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休み |
木、金 |
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料金 |
$49.50,$71.50,$90.00 |
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ドリンク | なし |
年齢制限 | 特に決まっていない様子 |
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英語力 | 不要 |
座席指定 | 全席指定 |
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このショーは 2000年 8月 末をもって終了しました。
(この項は、すでに終了したことを告知する目的で残してあるもので、以下の記述は公演されていた頃の情報です)
この Nebulae (“ネビュライ” と発音)は、自他共に認めるラスベガスを代表する最高級ホテル・ベネシアンの看板ショーとして 2000年 6月に始まったショーだが、残念ながら内容的にはかなりお粗末だ。
最初から最後まで (実測正味 74分) ほとんどすべてが歌とダンスだけで (ただし人数は多く、常に 20〜45人がステージ上にいる)、マジック、コメディー、曲芸などはまったく無いに等しい。
もちろん歌とダンスだけでもそれが好きな者にとってはそれなりに楽しめるわけだが、この Nebulae では生バンドがいるわけでもなく、歌も録音に合わせて口をパクパク動かしているといった有り様で、歌やダンスが好きな者にとっても満足できるレベルのものではない。
さらに酷評を避けられないのが舞台演出だ。いくら時間が経過しても舞台セットは変わる気配を見せず、中盤を過ぎた頃には曲が終わるごとに誰もが 「そろそろ背景ぐらいは変わるだろう」 と期待しながら観ることになるが、結局あれよあれよという間に舞台セットが一度も変わることなく幕となってしまう。
正味時間 74分間で歌とダンスが途切れて別の出し物が登場するのはわずか 3回だけ。それもそれぞれが約 3分間という極めて短いもので、1回目は開演 40分目にしてやっとステージで歌っていた一人の女性がなにやら歌以外のことをやり出す。といっても、天井から降りてきたネットのようなものにくるまって観客の頭上を空中ブランコのように舞うという演技(本物の空中ブランコのような危険なワザを披露するわけではない)で、特筆するような演出ではない。とにかく開演してから40分間連続してただひたすら歌を聴かされるというのも退屈極まりない。
2回目が開演 52分目に始まる綱渡り。綱渡りといってもステージからたった 2メートルほどの高さに張られたロープの上を歩くだけだ。一般的に綱渡りは見かけ以上にむずかしいと言われるが、演出的にかなりシラけているのか拍手もまばらだ。
最後は1回目の女性と同様に、天井から降りてきた2本の布にぶら下がったり体にからめたりしながら体操の吊り輪のような演技を披露する若い男性のパフォーマンス。これもシラけたまますぐに終わる。
結果として正味 74分の内、約 65分は歌とダンスだけで、残りの演出もマジックなどはまったく無かったことになる。したがって広告(冒頭の写真) に書かれている 「Magic」 という言葉を 「手品」 と解釈するならば、広告に偽りありがあると言わざるを得ない。百歩譲って 「マジックのような信じられないショー」 というように解釈しても、そのような光景は皆無に近く、大いに疑問の残る後味の悪い広告コピーといえるだろう。
また、ラスベガスで配布されている観光客向けの雑誌広告などにたくさん登場する 「宇宙的」 の意味は、ステージの背景に宇宙船のコックピットのようなデザインが描かれているというだけのことであって他に特に何ら宇宙らしき演出があるわけではない。ちなみにタイトルの Nebulae の語尾から e と取った Nebula は星雲という意味だ。
「インターナショナル」 という言葉もこのショーの広告内にしばしば登場し開演直前にも場内アナウンスでこのショーを形容する言葉として使われていたが、どうもそれは国際色豊かな各国の音楽を歌ったり踊ったりする、という意味のようだ。たしかに歌のジャンルは地方色豊かでさまざまな国の音楽が披露されていた。それがゆえに、いつ日本をテーマにした曲がかかりどんな衣装で登場するのだろうか、とかすかな期待を持ちながらその登場を待っていたが、結局最後までアジア風の演出は一度もないまま幕となってしまった。
なお、「英語が不要」 という宣伝文句に関しては、歌とダンス以外にほとんど何もないためその言葉に偽りはない。
これら酷評に対して、「日本人の目から見た偏見や主観が大いに入っているのでは」 と思う向きもあることだろう。しかし観客の反応を観察していればそれが主観でないことは明らかだ。だれかが仕方なく拍手し、それにつられて形式的にパラパラと拍手が出ることはあっても、観客全員のタイミングが一致して大きな拍手が沸き上がるような場面は一度もなかったのである。ようするに観客の感動を呼ぶような場面がまったくないということだ。
酷評ばかりでは書く方も読む方も楽しくないので、少しでも良いことも書きたいところだが、残念なことにそれがなかなか見当たらない。しいてあげるならば、ダンサーの女性が他のホテルのショーに比べ総じて若く粒ぞろいだったということぐらいだろうか。それでも水着のような肌を多く露出する衣装で登場するわけではないので、お色気モノを期待する男性諸氏にとってはこの部分においてもフラストレーションを感じることだろう。
会場が C2K (ベネシアンホテル内にあるスタジオ型の多目的ホール) という天井が高く照明や音響設備などがむき出しになった独創的な場所なだけに、演出にも非凡なものを期待してしまいがちだが、そういった周囲の諸条件を差し引いて考えてもこの Nebulae を高く評価することはできないだろう。
このショーを他の類似のショーと比較し適正価格を冷静なおかつ公平に査定するならば $15〜$20 が妥当な水準ではないだろうか。それでもこれとほぼ似たような内容のパフォーマンスをリオオールスイートホテルのマスカレードショー (空中ショーではなくステージ上でのショー) において無料で観ることができることを考えると $15 でも高いのかもしれない。
登場するダンサーの数を減らすなどして料金を大幅に値下げでもしない限り、競争の激しいラスベガスにおいてこの Nebulae が生き残ることは極めてむずかしいのではないだろうか。
ちなみに開演スケジュールは土曜日から火曜日が 8:30pm、水曜日が 6:30pm、木曜日と金曜日が休演。料金は前述の通りステージ前の一般席が $71.50、会場の後方の壁際に並べられているブース席が $90、ステージの真横にほんのわずかだけ存在しているかなり条件の悪い席が $49.50。チケットはベネシアンホテル内 C2Kシアター前で。
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