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ホテル |
ベネシアン / 702 - 414 - 2001 |
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スケジュール |
水曜日を除く毎日 6:00pm |
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休み |
水曜日 |
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料金 |
1階 $77、2階 $55、12才未満 $24 |
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ドリンク | なし |
年齢制限 | なし |
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英語力 | 不要 |
座席指定 | 全席指定 |
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このショーは 2002年9月8日をもって終了しました。
(この項は、すでに終了したことを告知する目的で残してあるもので、以下の記述は公演されていた頃の情報です)
女流マジシャンの第一人者として世界的に知られる MELINDA によるゴージャスなイリュージョンショー。場所はベネシアンホテルのスタジオ型多目的ホール C2Kシアター。
このショーの内容を紹介する前に、まず MELINDA 自身について簡単に触れておこう。彼女は地元ラスベガス出身のマジシャンで、マジック界の大御所 Seigfried & Roy、Lance Burton、David Copperfield らとも交友関係が深い。
まず彼女がこの世界に入るきっかけとなったのが、ホワイトタイガーショーとして知られる Seigfried & Roy だ。まだ Seigfried & Roy のショーがフロンティアホテルで行われていた頃 (現在はミラージホテル)、彼女はその脇役のオーディションに応募し見事合格。それをきっかけに彼女のマジック界での人生がスタートすることになるわけだが、Seigfried & Roy の脇役としてステージ経験を積んでいくうちに、「いつかは私もマジシャンに」 との夢がふくらむ。
その後さまざまな場所で修行を重ね着実にマジシャンとしての実力をつけていくものの、彼女の前には、この業界に定着していた 「マジシャンは男性の仕事」 という既成概念の壁が立ちはだかり、なかなかいい仕事にありつけなかった。
そんなある日、マジック界の大物に巡り会うことになる。世界的マジシャン Lance Burton (現在モンテカルロホテルで定期公演中) だ。マジックを学ぶために近づいた Lance Burton であったが、何を間違えたのか彼女は彼と結婚してしまったのである。案の定、結婚生活はわずか 1年で破局を迎えることになるが、彼女自身は Lance Burton から多くを学び、結果的に結婚生活自体は無駄にはならなかった。
その後、David Copperfield のイリュージョンにあこがれさまざまな手法を学ぶなど、彼女なりの研究と努力が実り、各ホテルから出演依頼が来るようになる。バーボンストリートホテル (1986-87) を皮切りに、ランドマークホテル (87-89)、サンズホテル (90-91)、サハラホテル (91-92)、MGMグランドホテル (93)、レディーラックホテル (93-95) など、次から次へとそこそこ名の知れたホテルから声がかかった。それでも女性であるがための壁は予想以上に厚く、それ以上の大きな飛躍は望めなかった。
95年のレディーラックホテルでの公演を最後に彼女はしばらくラスベガスを去ることを決意し、活動の場を新天地レイクタホのシーザーズパレスやアトランティックシティーのタージマハールなどに移すことになる。
その後、ひょんなきっかけから CBSテレビのショー番組に出演するチャンスを得るなど、運にも恵まれ知名度を上げることに成功。そうこうしているうちに各メディアから 「Copperfield を超えた」 (ロサンゼルスタイムズ紙)、「Copperfield、Seigfried & Roy に次ぐ世界トップ3 マジシャン」 (USA Today 紙) などと評されるようになり、完全に自信を取り戻した彼女は 2000年、タージマハールでの契約切れを機会に、活動の場を故郷ラスベガスに移すことを決意。そしてついに 2000年7月、ラスベガスで最もゴージャスなホテルとされるベネシアンホテルと定期公演契約を結ぶことに成功し、今日に至っている。
わずか 5年前の最後のラスベガス公演がダウンタウンのレディーラックホテルの簡易テントのような会場であったことを考えると、彼女のこのサクセスストーリーはまさにアメリカンドリームを絵に描いたようなものといってよいだろう。
ショーの内容としては、後述するジャグリングを除いてすべてマジック主体となっており、英語が苦手な者でも何ら支障無く楽しむことができるようになっている。そういう意味ではまさに "日本人観光客におすすめのショー" と言ってよいだろう。女性のマジシャンという部分も新鮮味があってなかなかよい。なんと言っても彼女はセクシーだ。男性マジシャンにはない華麗さがある (加齢も少々気になるが)。
もちろん女性だからといってマジックそのものに迫力がないわけではない。オートバイに乗った彼女が突然消え、直後に客席の後部から姿を現したりするシーンはまさに Lance Burton や Copperfield そのものだし、人間を空中に浮かせたり切断したりするマジックも男性顔負けの迫力だ。
一方、他のショーでしばしば見かけるマジックの多さもやや気になる。もっとも、彼女自身が 「さまざまなマジシャンから多くを学んだ」 と公言しているばかりか、最近のマジック業界自体が役者と発案者の分業制、つまり 「役者が発案者からアイデアを買ってそれを役者がステージで披露する」 という仕組みになってきている以上、他のマジシャンと似たような演出が多くなってしまうことはある程度やむを得ないことかもしれない。
このショーでは、トランプマジックなど、小手先の技を生かした小さなマジックはほとんど披露されない。動物を使ったマジックも無い。つまりほとんどが大かがりなビッグイリージョンというわけだ。
そんなイリュージョンの中でもハイライトは、工事現場用の大型ドリルで彼女自身の胴体に穴をあける名物 "The Drill" で、彼女はこれで名声を築いたといっても過言ではない。これを観るだけでも価値があるので、マジックに興味がある者はぜひ観てみるとよいだろう。
約1時間20分のショーの間に一人だけ特別ゲストが出演する。ギネスブックにも載っているという世界的ジャグラー Anthony Gatto 氏だ。玉やボウリングのピン状の物を使ったさまざまなジャグリングで会場を沸かせたあと、最後に 「世界でただ一人」 といわれる 9枚のディスク (フリスビー程度の大きさのリング) によるジャグリングを披露してくれる。日本の染之助・染太郎などが一生練習しても出来ないようなこの大技には観客からの割れんばかりの拍手がわき起こる。
ショーの終了後は、会場の出口で MELINDA 自身が観客ひとりひとりと握手したり記念撮影などに応じてくれる (写真右)。また、Tシャツ ($12) やポスター ($5) などの記念品の購入者には直筆サインのサービスもある。
このショーの難点を指摘するならば、舞台照明が総じて暗いということか。タネや仕掛けが見えてしまうことを恐れているのか、かなり暗い場面が何度か見受けられた。女性らしく華やかに見せるためにも、もう少し明るくして欲しいところだ。
あと、音楽が若者受けするようなロックンロール風の曲が多く、演出に似合わないと思える場面が少なからずあった。もっとマジックショーらしく神秘的な曲を多用した方がよいような気もしたが、これは好みの問題なので意見が分かれるところだろう。
また、これはショー自体の問題ではなく C2Kの会場自体の問題だが、席によって見づらい場所がある。フロアには段差があり、何段階かに分かれているものの (1階席が3段に分かれている。その他に2階席と3階席がある)、1階席のそれぞれの段の床面が水平になっているため (つまり映画館のように床に傾斜が付いていない)、自分の席の前に大きな人が着席した場合、ステージが見にくいといった問題が発生しやすい。だからといって 2階席と 3階席はステージから遠すぎてあまりおすすめできない。基本的には 1階席がおすすめだが、視界の確保が運に左右されてしまうというのはいただけない。
料金は1階席が $77、2階席が $55、12才未満の子供は $22 となっている。(子供の年齢の下限は特に決められていないが、年齢に関係なく会場内で騒いだ場合、その場で退場となる)。
公演は毎日 6:00pm の1回だけ。水曜日が休演。全席指定席。飲み物などは付いていない (会場内で別料金で買い求めることは可能)。チケットの購入はベネシアンホテル内にあるこの会場 (C2Kシアター) 前のチケット売場で。
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