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ホテル |
MGM グランド / 702 - 891 - 7777 |
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スケジュール |
火曜日を除く毎日 8:00pm と 10:30pm の 2回 |
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休み |
火曜日 |
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料金 |
$50.50, $60.50 |
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ドリンク | なし |
年齢制限 | 18歳以上 |
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英語力 | まったく不要 |
座席指定 | 指定席 |
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照明技術を巧みに使ったフランス直輸入のアダルト向けトップレスショー。(長らく La Femme という名称だったが、2007年 1月から現在の CRAZY HORSE PARIS に)
アダルト産業、とりわけストリップのメッカはなんといってもフランスのパリ。怪しげな雰囲気の中にも芸術的センスが漂うパリのネオン街は開放的なフランス文化の象徴でもあり、ストリップはそんなパリのナイトライフを代表するエンターテーメントだ。
その頂点に立つのが半世紀の歴史を誇るクレージーホースで、世界で最も有名なストリップ劇場といっても過言ではない。そんな由緒あるクレージーホースをそっくりそのままラスベガスに再現したのがこのショー。
ステージのサイズなどはもちろんのこと、入口、天井、照明、カーペット、テーブル、テーブルランプまですべて本場パリに合わせているという。さらに出演するダンサー 14人も全員わざわざフランスから連れてきたというから驚きだ。
「アメリカのダンサーとどこが違うのか?」 との地元メディアの問いに対しては、「アメリカのダンサーは豊胸手術をしているため伝統あるクレージーホースの "規格" に合わない」 (主催者) とのこと。なにやら男性諸氏には聞き捨てならぬ興味深いコメントだ。
現場はすべてが "アメリカ離れ" している、というかフランス調だ。奥ゆかしいデザインの入口の前には、真っ赤なフランス風のユニフォームを着た警備員が立っている (写真左)。そこを通過するとすぐに会場が見えてくる。
赤のインテリアで統一された会場は思ったより狭い。これがヨーロッパのスタンダードといってしまえばそれまでだが、ラスベガスの巨大シアターを見慣れてしまった者にとっては少々新鮮に映る光景だ。ちなみに椅子を並べただけのこの会場のキャパシティーは 300 〜400人とのこと (固定式の座席ではないため座席数は流動的)。
ステージの狭さにはもっと驚く。幅 8メートルはともかく、高さがたったの 2メートルしかない。つまりダンサーが手を伸ばせば届いてしまうほど天井が低い (もちろん客席部分の天井はそれよりもはるかに高い)。ようするに正面の壁に幅 8メートル、高さ 2メートル(奥行きは不明) の箱のような穴が開いていて、ダンサーはその箱の中で踊ると考えればわかりやすいだろう。さしずめ押入れの中で踊っているといった感じだ。(右下の写真の黒い部分に数字の1が表示されている周辺がステージ。この写真ではステージの前にスクリーンが降ろされている状態なのでその奥は見えないが、実際のステージ部分の天井はさらに低い)
その "箱" の中も周囲の壁も色はすべて真っ黒で、照明を落とせばステージ周辺は完全な暗黒の世界になる。つまりライトに照らし出されたダンサーだけがくっきりと浮かび上がるというわけだ。こうすることによって、箱の中をのぞき込むようにして見なければならない客側の怪しげな心理状態と、狭い箱の中だからこそダンサーがひときわ目だって大きく見える、という相乗効果が生まれ、クレージーホースならではの絶妙な雰囲気の演出に成功している。
ショーの内容だが、ラスベガスで定期開催されている同類のアダルト向けトップレスショー (Luxor の Fantasy 、Riviera の Crazy Girls など) とは似ても似つかぬ別物と考えた方がよいだろう。
では何がどう違うのか。他のショーではトップレスでありながらもダンサーは頭や腰などにカラフルな衣装を身に付け広いステージを一杯に使いリズミカルに踊るが、このクレージーホースではカラフルな衣装もなければ、リズミカルな動きもほとんどない。そもそもリズミカルに踊ったり跳ねたりするほどのスペースがない。
このショーにおけるダンサーの衣装はなんと照明だ。照明こそがクレージーホースの真骨頂であり、世界的に知られるゆえんでもある。
一般の劇場のように遠く離れた客席の背後から照らしたり、ステージのはるか上から照らしたりすることはせず、カラフルな光をダンサーのすぐ上の至近距離から芸術的な細かい動きでコントロールし、非常にシャープな模様をダンサーの肌に描き出す。全裸に近いダンサーがメッシュのストッキングを履いているかのように表現したり、虹色の衣装を身にまとっているかのように見せたりする演出はまさに一級品といってよいだろう。
照明と合わせてスクリーンの使い方も絶妙で、ステージと客席との間にさまざまな模様が描かれた半透明のスクリーンを上げたり降ろしたりしながらダンサーの肌を幻想的に描写するテクニックも興味深い。
ダンサーの動き自体もステージのサイズに合った非常にゆっくりしたセクシーなもので、ラスベガスの他のショーでは観られない非常に独特な演出といってよいだろう。
途中で特別出演する男性二人によるコミカルなマジックも非常にすばらしく、ボケ役の男がロボットのように機械的に体を動かし、突っ込み役の男がそのロボットを相手にコミカルなマジックを仕掛ける。ロボットの動きが絶妙で、大掛かりなイリュージョンには無い面白さが場内を爆笑の渦に巻き込む。
正味70分という時間的短さが少々気になるが、決していかがわしさなどはなく、全体としては良くまとまっているショーといってよいだろう。もちろん誰がなんと言おうがこれはアダルト向けのトップレスショーに違いはなく、その種のカテゴリー自体を否定する者にはおすすめできないが、すでにラスベガスの主要ショーを観てしまった者にはぜひ観ていただきたいショーだ。なお、カップル客も少なくないので、女性だけで入場しても特に問題はない。
蛇足ながら、これはあくまでも 「観るだけのショー」 であり、日本のストリップショーのような 「観ること以外のもの」 を期待してはいけない。
なお、簡単なドレスコードがあり、ジーパン、短パン、Tシャツ、サンダルなどは入場を断られる場合があるので注意が必要だ。ジャケットやネクタイをしていく必要はないが、襟の付いたシャツを着ていった方が無難かもしれない。
それにしてもなぜこの企画をパリスホテルが先に気づかなかったのか残念でならない。気づいてはいたが行動に移さなかったのか。それともクレージーホース側が始めから MGMに話を持っていったのか。その辺のことは確認していないが、どうせならばパリスホテルでやった方がより一層雰囲気が盛り上がったに違いない。
場所はMGMグランドのカジノフロアのほぼ中央付近、チケット売場もその劇場の前。火曜日を除く毎日 8:00pm と 10:30pm の 2回、18才未満入場不可。全席指定 (といっても椅子は多少動かせる)、ドリンク類は会場内で別売り。
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