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CELINE DION "A New Day"




ホテル  シーザーズパレス / 702 - 474 - 4000
スケジュール  原則として、水曜日〜日曜日の毎日 8:30pm
休み  月曜日と火曜日
 詳しいスケジュールについては、以下の本文内をご参考下さい。
料金  $87.50、$127.50、$175.00、$225.00、 さらに手数料が加算
ドリンク なし 年齢制限 特に明文化せず
英語力 不要 座席指定 全席指定

このショーは 2007年 12月 15日をもって終了しましたが、2011年 3月15日から再演することが決定しています。
(以下の記述は、2007年 12月 15日まで公演されていた情報です)

 シーザーズパレスにある円形コロシアム型シアター "The Colosseum at Caesars Palace" で行なわれているセリーヌディオンのショー。公演は 2007年 12月 15日まで。

 このショーは基本的にコンサートであり、マジックショーやサーカスではない。またレビューでもなければミュージカルでもない。つまり、だれが役者を演じてもある程度は成り立つそれら一般のショーとは異なり、この "A New Day" はあくまでもセリーヌディオンが演じる彼女自身のコンサートであって、良くも悪しくも彼女そのものだ。
 したがって、このショーに対する評価や価値観は、観る者が彼女のファンか否かで大きく違って来てしまう。その証拠に、地元メディアの評価も大きく分かれており、記者が彼女のファンなら絶賛、そうでなければ厳しい評価になりがちだ。
 そのようなことをふまえてこのショーの感想をあえてひと言で表現するならば、"セリーヌディオンのファンにとってはすばらしいショーだが、そうでない者にとっては料金に見合わない可能性がある" といったところか。
 以下は、良し悪しなどの主観は抜きに、実際にこのショーを取材してみた際の客観情報だ。

 会場は、"ローマコロシアム" という先入観があるためか、古めかしい荘厳な雰囲気を想像してしまいがちだが、 その内部 (←クリックで写真表示) は意外にも近代的かつシンプルに仕上がっており、ローマや古代といった言葉をイメージするような雰囲気ではない。会場内の壁に大きく描かれている宗教画なども荘厳といった感じよりも、むしろ軽い印象を受ける。したがって、会場全体の雰囲気としても、「悪く言えば高級感はないが、よく言えばスッキリさわやかにまとまっている」 といった感じだ。
 ステージは、一人のコンサートとしてはスペースを持て余すほど巨大で、主催者側の広報資料によると 「世界屈指の広さを誇るステージ」 とのこと。たしかに幅も奥行きも非常に長く、宣伝文句に偽りはなさそうだ。
 4000席を誇る客席は 3層構造になっており、1階席を "Orchestra Level"、2階席を "First Mezzanine"、3階席を "Second Mezzanine" と呼んでいる。さらに 1階席は VIPセクションと一般セクションがあり、料金的には 4つのセクションに分かれている。その座席レイアウトと各セクションの料金は ここをクリック
 「ステージから最も遠い席でも 120フィート (約36m)」 (主催者側資料) とのことなので安い席でもよさそうだが、その数値はステージの客席側エッジ部分からの距離であって、ステージの中心、つまり役者までの距離ではない。セリーヌディオンがステージの一番奥に立った場合は 50m を超えるはずで、やはりあまりうしろの席は避けた方がよいだろう。
 もし離れた席のチケットを買ってしまった者は、双眼鏡などを持って行くとよいかもしれない。ちなみにカメラやビデオは劇場前の入口の手荷物検査で取り上げられ、終演後に受け取るルールになっているが (カメラやビデオを持っている者が多く、現場がごった返していたため、いつまでこのルールが採用されるかわからない)、双眼鏡の持ち込みは何ら問題ない。

 さてショーの内容だが、トークの部分は非常に少なく、ほとんどすべてが彼女の歌と考えてよい。途中の休憩もなく 90分間ほぼ連続で歌い続ける。そのパワーと歌唱力はさすがだ。
 舞台演出を担当したプロデューサーが劇団 CIRQUE DU SOLEIL のステージを手がけてきた Franco Dragone 氏ということもあり、曲の合間にサーカス的な出し物などもあるのではないかと期待してしまうが、実際にはそのような演出はほとんど無く、セリーヌディオンが空中に吊り上げられながら歌うシーンがわずかに一、二曲あるだけだ。約 60人ほど登場する脇役 (ほとんどが若者) も基本的には踊りが中心で、アクロバットなどをやるわけではない。とにかくこのショーは純粋なコンサートと考えるべきだろう。

 やや厳しい論調になってしまったが、出来の悪いショーかというと、そんなことはない。舞台演出は非常にゴージャスで、その完成度は見事と言うより他ない。特に、ステージの背面のみならず、ステージのフロア部分も利用したコンピューターグラフィクスによる映像は斬新かつ華麗で非常に幻想的だ。
 一方、セリーヌディオン自身のドレスはかなりシンプルで、また、その衣装を変えることはあまりしない。衣装の変化も楽しみにしているファンにとっては少々残念だが、着替えのためにステージから消えることがほとんどないため、彼女の歌をひたすら聞きたい者にとってはむしろ歓迎されるべきことだろう。
 わずかにあるトークの部分はそのほとんどが夫と息子の話などたわいのない話題が中心で、彼女自身もこのショーを純粋なコンサートと位置づけているのか、トークに力を入れている様子はうかがえない。
 歌はさすがにすばらしく観客を終始魅惑するが、アンコール曲がないまま終演となるところは何かスッキリとしない幕切れだ。

 さて気になる曲目だが、取材時の公演では映画タイタニックの "My Heart Will Go On" を含め全部で 21曲が披露された。それらをすべてここで公開してしまうと楽しみがなくなってしまう恐れがあるのでいろいろ悩んだが、曲目に関する問い合わせが非常に多いことと、主催者側広報部の許可を得たのであえて公表することにした。以下がそのリストだが、曲目順はあえて変えてある。

曲目リスト
 Nature Boy  The Power of Love  It's All Coming Back to Me Now
 I Wish  Seduces Me  I've Got the World on a String
 Opera  The First Time  Love Can Move Mountains
 A New Love  I Surrender  Chanson Napolitaine
 If I Could  Fever  I Drove All Night
 At Last  To Love You More  My Heart Will Go On
 I'm Alive  Because You Loved Me  What a Wonderful World

 劇場脇にはかなり立派なセリーヌディオンショップがある。Tシャツ (写真左)、帽子、マグカップなどのおきまりのギフトグッズから、香水や貴金属までありとあらゆるものが売られており、ファンにとってはたまらない場所だが、Tシャツが $30 以上するなど、価格設定はかなり高めだ。

 公演は原則として月曜日と火曜日を除く毎日 8:30pm( 公演スケジュール ← クリック )。 チケット料金は税込みで $87.50、$127.50、$175.00、$225.00 の4種類だが、劇場前の チケット売場 (シーザーズパレスのカジノ内の BOX OFFICE ) で買っても、オンラインで買ってもこれら額面価格以外に $12 前後の取扱手数料が加算されるので注意が必要だ。ちなみにオンライン販売はチケット販売最大手のチケットマスター社が一手に引き受けており、その URL は www.ticketmaster.com/artist/848673 となっている。事前購入したチケットは現場で WILL CALL することになるが、この WILL CALL に関してわからない者は、このラスベガス大全の [ナイトショー] セクション内の [ナイトショーに関する一般知識] を参照のこと。
 子供料金はないが、子供の入場が不可能というわけではない。主催者側に年齢制限を確認したところ、「明文化したルールはあえて設けていない。そのつど常識で判断する」 とのこと。基本的には子供の入場を想定していないが、ハイローラーなどが子連れでの入場を希望してきた場合は断れない、といったところか。
 キャンセル待ちのいわゆる "Standby Ticket" に関しては、売り出し開始時刻などがまだハッキリ決まっておらず、「試行錯誤でやっている現時点ではまだ報道しないでほしい」 (主催者側広報部) とのことだが、すでに毎日売り出されていることはたしかなので、チケットがないからといってあきらめることはない。キャンセル待ちを考えている者はとりあえず現場 (シーザーズパレスのカジノ内の BOX OFFICE ) へ行って状況を確認することをおすすめする。


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