過去のスポットニュース 2000年 09月、10月 

以下は、過去に掲載された 「スポットニュース」 の保存版です。
記事内容が現在の事実と異なっている場合もありますので十分ご注意ください。


10/31 Motown Cafe のあとは ESPN Zone ?
 ニューヨークニューヨークホテル内にあったテーマレストラン Motown Cafe は業績不振などを理由に 10月29日に閉鎖されてしまったが、そのテナントスペースには世界最大のスポーツ専門テレビ局 ESPN のテーマレストラン ESPN Zone が入居するのではないかとの噂が広がっている。ちなみに ESPN 局はすでにウォルトデズニー社によって買収されており、ESPN Zone もデズニー傘下の企業としてニューヨークやシカゴなどで運営されている。
 一方、そのスペースにニューヨークニューヨークホテルがバフェィをオープンさせるのではないかとの噂もある。いずれにせよ Motown Cafe は屋内のみならずストリップに面した屋外スペースも使っていた大規模なレストランだっただけに、あとを引き継ぐレストランもかなり大規模なものになると予想されている。

10/31 超高級パブリックゴルフコースが明日オープン
 マンダレイベイホテルのすぐ南側のストリップに面した場所にこのたび超高級ゴルフコース Bali Hai Golf Club が完成し、11月 1日にセリブリティーなどを招いてのオープンセレモニーが行われる。その後数日間は地元関係者や報道関係者向けに公開されたあと、11月 10日前後に一般向けにグランドオープンとなる予定だ。
 関係筋の話によると、世界でも類を見ない超一等地にあるゴルフコースとして、その内容はもちろんのこと、グリーンフィーも突出して高く設定されるとのことで、パブリックコースとしては全米屈指の高さを誇るあのペブルビーチ並みかそれ以上になるとか。正式なグリーンフィーはまだ発表されていないが、当面は $300〜$350、来年以降は $400以上になるとの噂もある。それでも日本の感覚では飛び抜けて高いというほどでもなく、日本人観光客が殺到するのではないかと予想する地元関係者も少なくない。
 なお Bali Hai の経営母体である Walters Golf 社は、全英オープン開催コースを模倣したユニークなコースとして知られる Royal Links や、Stallion Mountain、Desert Pines といった高級ゴルフコースをラスベガスに所有している。

10/31 マイクロソフトがベラージオなどをシミュレーションしたゲームを発表
 地元メディア Las Vegas SUN は、マイクロソフト社がベラージオ、ミラージ、トレジャーアイランドの各カジノをそっくりそのままバーチャル体験できるカジノシミュレーションソフト“Microsoft Casino” を発表したと報じた。プレー内容に応じて、各ホテルの実際の査定基準に従ったコンプも体験できるようになっているという。
 発売時期や価格に関して Las Vegas SUN は報じていない。制作に協力したホテル側 (ホテル側は売り上げの一部をマイクロソフト社から受け取ることになっているという) の広報部に問い合わせたところ、31日の時点では価格も発売時期も確定的な情報は得られなかった。また、マイクロソフト社のウェブサイトではまだこの “Microsoft Casino” に関する情報は掲載されていない模様だ。

10/27 ニューヨークニューヨークの Motown Cafe が店じまい
 ニューヨークニューヨークホテル内にあるテーマレストラン Motown Cafe は業績不振により、10月 29日をもって店を閉じることになった。

10/27 新カジノホテル The Palms が起工式
 リオスイートホテルのはす向かい(ゴールドコーストの真正面)で数ヶ月前から建設が進められている新カジノホテルの名称が正式に決まったため、10月 25日に改めて起工式が行われた。新カジノホテルの名称は The Palms で、完成予定は 2001年 12月。
 メインタワーはリオスイートよりも1階高い地上 42階の高層ビルになる予定だが、当面は 470部屋前後の小規模ホテルとして営業を開始するという (最終的には 2000部屋程度にまで拡張予定)。それでも地元民を客層と考えているため、客室規模の割にカジノは非常に大きく、2400台のマシンゲーム、55台のテーブルゲームは、ストリップ中心街の大型ホテルに勝るとも劣らない規模になるとのこと。
 ちなみに The Palms の経営母体となっている Maloofs 一族は、NBAプロバスケットボールチーム・サクラメントキングスのオーナーだ。また、Maloofs 一族はこれまでラスベガス郊外にカジノホテル Fiesta を所有していたが、つい最近ステーションカジノ社に売却している。

10/27 グッゲンハイム美術館、来年の夏にオープン
 ニューヨーク、ベルリン、ベニスなどでおなじみのグッゲンハイム美術館が来年の夏をメドにベネシアンホテル内にオープンすることが正式に決まった。場所は同ホテルの本館棟と駐車場棟の間のスペースで、これから新たに美術館施設が建設されるという。また、それとは別に小規模な展示場が現在のフロントロビー前にあるVIPラウンジに造られ、こちらは来年の2月頃に完成する予定。

10/27 COMDEX がベネシアンを訴える
 日本のソフトバンク社の子会社で COMDEX (ラスベガスで開催されるハイテク業界のトレードショー)の主催者でもある Key3Media 社は、コンベンションスペースの提供およびその代金の支払方法などにおいてサンズエキスポコンベンションセンター(ベネシアンホテルを所有する Sands 社が管理運営) と争っており、このたびラスベガス市が属するクラーク郡の裁判所に訴状を提出した。

10/27 ホリデーインボードウォーク周辺の開発は 2002年ごろ
 ベラージオホテルなどを所有する元 Mirage Resorts 社の会長 Steve Wynn 氏らが計画していたホリデーインボードウォーク周辺の再開発は、MGM 社が Mirage Resorts 社を買収してしまったため(買収後 MGM Mirage 社に社名変更) 暗礁に乗り上げていたが、このたび MGM Mirage 社内で再度プロジェクトが復活し、2002年頃を目標にホリデーインボードウォーク周辺に新たな大型ホテルを建設する計画が浮上してきた。

10/27 ラスベガスヒルトン、レイカーズのオーナーの手に
 ラスベガスヒルトンを所有する Park Place Entertainment 社は同ホテルをロサンゼルスの大富豪 Edward Roski 氏へ売却することをすでに発表していたが、このたび当局がその取引を正式に承認したため、ラスベガスヒルトンの所有権が Park 社から Roski 氏へ移動することが事実上確定した。
 ちなみに Roski 氏は NBAプロバスケットボールチーム・ロサンゼルスレイカーズのオーナー。なお、Roski 氏とヒルトンホテルグループとの間の取り決めにより、「ヒルトン」 の名称はそのまま残すことで話が進められており、フラミンゴヒルトン (すでに 「フラミンゴラスベガス」 に名称変更) のようにホテル名が変わることはないという。

10/27 バケーションビレッジが債務不履行で経営危機
 ストリップの最南端に位置する中堅カジノホテル・バケーションビレッジが、借入金約 1900万ドルの債務不履行により、その債権者から裁判を起こされ倒産の危機に直面している。

10/27 リザーブ、ステーションカジノに身売りか
 10月 17日、ラスベガス郊外に複数のカジノホテルを持つステーションカジノ社は、ラスベガスの南東約 11マイルの場所にあるリザーブホテルを 7000万ドルで買収すると発表した。リザーブホテルはアフリカのサバンナをテーマにしたカジノホテルで地元民などから高い評価を得てきたが、ここ数年の経営状況は芳しくなかったという。
 今回の買収により、ステーションカジノ社はサンセットステーション、テキサスステーション、ボールダーステーション、パレスステーション、フィエスタ(今年買収)、サンタフェ(今年買収)、リザーブ(今回買収)、といったラスベガス最大級のカジノをほとんど独占することになり(これらカジノはホテル部門こそ小さいものの、カジノ部門はストリップ地区の主要ホテルのカジノよりも総じて大きい)、独占禁止法の問題も浮上してきている。ちなみにステーションカジノ社はグリーンバレー地区(ラスベガスの南東約8マイル)にも現在新たなカジノを建設中。

10/15 Festival Fountain Show 数日以内に再開か
 「動く石像」 として知られるフォーラムショップス内の無料アトラクション Festival Fountain Show は今年の7月から改装工事のため閉鎖されていたが、このたび工事現場用の囲いが取り払われ、一般通行人の前に全容を現した。
 期待に反して石像自体は前作とほとんど変わらず、静止した状態での見た目の違いはほとんど感じ取れない。それでも光やサウンドを使った演出の部分においてはかなり手が加えられたようで、それなりの改良の様子がうかがえる。現時点ではまだ試運転状態だが、管理人の話によると、数日以内に正式オープンできるとのこと。

10/11 リージェントホテル、社債の利払い不履行などで倒産か
 わずか1年半前に開業したばかりの高級カジノホテル・リージェントラスベガスが社債の利払い不履行などで倒産の危機に直面している。すでに先週いくつかのレストランが閉鎖され、今週に入り数百人規模のレイオフが始まっている。リストラによる業務継続を目指すとのことだが、現状では法的措置が取られることは必至で、後継の企業などがスムーズに現れない場合、一時的には全面閉鎖もあり得えそうな情勢だ。

10/11 MGM、テーマパークの買い手を模索中
 11日、テレビ局など地元メディアが一斉に報じたところによると、MGM MIRAGE 社はすでに営業を停止している同社所有のテーマパーク“MGM Grand Adventure”を売りに出しているという。といっても売りに出されているのは乗り物などのいわゆる上モノのみで、土地は手放さない模様だ。「11月3日までに納得のいく価格での買い手が見つからない場合は売却をあきらめ遊園地の再オープンもあり得る」(MGM側のスポークスマン) とのことだが、その可能性が残されていると見る業界関係者は少ない。商談が成立した場合、来年1月までにすべての乗り物は撤去され、ただちに残された土地の再開発プロジェクトが始まるという。プロジェクトの内容は明らかにされていない。
 なお、地元紙ラスベガスリビュージャーナ紙が報じたところによると、遊技業界の専門家の査定では、人気ライド Sky Screemer が80万ドル前後、残りの乗り物はすべてまとめて275万ドルが妥当な市場価格とのこと。

10/11 デザートイン、爆破解体説と再開業説が交錯?
 爆破解体を前提にすでに営業が打ち切られているデザートインが大きく揺れている。ここ1ヶ月ほど前から地元では、同ホテルのオーナー Steve Wynn 氏が現存のデザートインの施設を爆破解体せずにそのまま第三者に売却するのではないかとの噂が流れていた。噂の根拠は、現存のデザートインを売却しても Wynn 氏が構想する新ホテルのための土地は十分に確保できるばかりか、新ホテルの建設資金が不足しており売却による資金調達が不可欠になっている、というものだ。この噂を Wynn 氏は間接的に否定してきたが、最近になって Wynn 氏の側近が 「売却はしないが爆破せずに新ホテルの一部として利用する可能性もある」 と発表した。さらに今週に入ると、一部の業界筋から 「バイヤーらしき人物がデザートインの施設を査定しに来ている」 との情報も流され、デザートインの行方は混沌としてきている。

10/04 ノースウェスト航空、成田-ラスベガス線から全面撤退か ?
 ノースウェスト航空本社があるミネアポリスの関係筋からの非公式情報によると、成田-ラスベガス間にノンストップ便を運行しているノースウェスト航空は来年3月をメドに同路線から全面撤退することを検討しているという。同社は今月から同路線のフライトを週3往復から2往復に減便したばかり。
 全面撤退を検討している理由などはまだ推測の域を出ていないが、昨今の航空燃料の高騰により、ノースウェスト航空社内では飛行距離に対する収益性などの見直し気運が高まっており、アメリカ路線に比べ飛行距離当たりの航空運賃を倍以上の水準に設定可能なアジア路線(特に中国路線)に貴重な成田発着枠を振り替えたい考えのようだ。
 もし全面撤退となった場合、成田-ラスベガス線は日本航空の独占状態となり運賃の高値安定が予想され、座席の減少分以上の観光客の減少が懸念されている。

09/29 エクスカリバーの NITRO GRILL が店じまい
 地元テレビ局 Channel-8 などが報じたところによると、エクスカリバーホテル内にあるプロレスをテーマにしたレストラン NITRO GRILL の営業が 9月末をもって打ち切られるという。ラスベガス大全がエクスカリバーホテルに電話取材した限りではハッキリしたコメントは得られなかったが、非公式ながらも複数の関係者がこの報道を肯定しており、NITRO GRILL の閉店はほぼ間違いないものと思われる。ちなみに NITRO GRILL は昨年5月に開業したばかり。

09/26 エルランチョホテル、10月3日に爆破解体
 北ストリップ地区にあるエルランチョホテルの爆破解体作業が 10月3日の 2:30am に行われることがほぼ決まった。すでに営業を停止してからかなりの時間が経過しており知名度も注目度も低いことなどから、デューンズホテルやアラジンホテルなどの時のような爆破解体作業そのものをショー化するようなことはせずに、深夜の時間帯にひっそりと行われる。

09/20 ベネシアンホテル、1000部屋規模の増築を計画か
 9月19日、地元各メディアが伝えたところによると、すでに 3000部屋規模で営業を続けているベネシアンホテルは、現在使用しているパーキング棟 (9階建て) の上部に約 1000部屋の客室を増築することを検討しているという。なおこの増築案は、以前から思案されている 3000部屋規模の別館建設とはまったく独立した計画とのこと。

09/20 グッゲンハイム美術館がラスベガスに出現か
 ニューヨーク、ベルリン、ベニスなどでおなじみのグッゲンハイム美術館を管理運営するグッゲンハイム財団の幹部および関係者は 18日、ラスベガスのベネシアンホテルに集まり、同ホテル内にグッゲンハイム美術館を開設することが可能かどうかの検討会を開いた。計画の実現性やスケジュールなどは明らかにされていない。

09/20 カッパーフィールドが切手に
 ロイター通信などの報道によると、ラスベガスを拠点に世界中で活躍しているマジック界の大御所・デイビッドカッパーフィールド氏の肖像が切手のデザインになるという。ただしこれは米国での話ではなく、セントビンセント島、グレナディーン諸島、ドミニカなどカリブ海諸国での話。それでもデザイン発表会は 10月 19日に米国ニューヨークで開かれる予定で、カッパーフィールド氏自身も当日現場に出席しサイン会を行うという。
 ラスベガスにゆかりのあるスターとしてはエルビスプレスリーがすでに切手(米国郵政公社発行)になっているが、存命中のラスベガススターが切手になることは極めて異例とのこと。

09/20 バッグの老舗・エルポータル社がミネソタの大企業に身売り
 バッグ製造販売の大手 Wilsons The Leather Experts 社 (本社ミネソタ州)は、ラスベガスに本拠を置くバッグの老舗・El Portal 社を買収した。買収金額やその条件などは明らかにされていない。
 El Portal 社は旅行カバンの製造販売会社として 1936年に創業し、同年ラスベガスダウンタウンのフリーモントストリートに1号店を出店。その後 64年間、ラスベガスに存在する数少ない製造業として地位を固め、現在はラスベガスを中心とする西海岸地域に 38店舗を持つ地元有力企業となっているが、ラスベガス以外での知名度は今ひとつで、ローカル企業からの脱皮が課題となっていた。一方、Wilsons 社は歴史こそ浅いものの全米に 500店舗以上の販路を持つバッグの大手企業で、最近はハイエンド商品のてこ入れをテーマに新たなブランドを模索していたという。今後は El Portal ブランドを Wilsons 社の販路で全米展開し、世界的ブランドに育て上げていく考えだ。なお、今回の買収はあくまでもオーナーシップの移動であり、El Portal の既存店舗や人事などに大きな変化はないという。

09/06 COMDEX、今年のビルゲーツは MGMアリーナに出現 ?
 COMDEX 恒例のビルゲーツの講演会がどこで行われるかは毎年関係者の大いなる関心事だが、主催者筋からの情報によると、今年はどうやら MGM Grand Garden Arena で開催されることが濃厚となってきた。ただし毎年直前になって変更されることが “慣例” となっているため、今後の曲折も予想される。
 ラスベガス最大のコンベンション COMDEX (11/13〜17) の前夜祭ともいえるビルゲーツの講演会は、通常のナイトショーの数十倍の集客が期待できるとあって、カジノ収益などをもくろむホテル側にとってはその誘致の成否が利益に直結するといわれている。そのため毎年水面下で “ビルゲーツ争奪戦” がくり広げられ、最終決定まで関係者を一喜一憂させることになる。また、2万人以上の客が一ヶ所に集結するとあって、交通整理を担当する地元警察やタクシー業界までもが情報に振り回される。1万人を超える規模の人出を記録するイベントはコンサートやボクシングのタイトルマッチなど決して少なくないラスベガスだが、有料チケットの販売などが伴うそれらイベントでは会場が数日前に変わるようなことはまずないばかりか、来場者数も事前に予想が付く。しかし無料で立ち席も有りというビルゲーツの講演会はすべてにおいて事情が大きく異なる。集客数不明で会場が直前に変わる、まさに 「お化けイベント」 といってよいだろう。ちなみに昨年はベネシアンホテル、その前の 98年はラスベガスヒルトン、97年は今は無き旧アラジンホテルで開催され、それぞれのホテルでその会場における入場者数新記録を達成しているといわれている。
 なお、今年もラスベガス大全では COMDEX主催企業の持ち株会社であるソフトバンク社と提携し COMDEX 視察ツアーを募集している。詳しい情報は こちら まで。

09/06 Park Place も空港内チェックインが可能に
 パリス、バリーズ、フラミンゴ、シーザーズパレスなどの各ホテルを運営する Park Place Entertainment 社は 9月5日、チェックイン手続きなどを受け付ける出張所をラスベガス国際空港内にオープンした。すでに同様の施設を MGM Mirage 社も 4月にオープンしており、これで 2社目となる。
 今回オープンした施設の場所は MGM 社の出張所のすぐ隣で、Cゲートや Dゲートに近いバッゲージクレームエリア内。まだ完成したばかりで外装工事など一部終了していない部分もあるが、すでにチェックイン業務は受け付けている。ただ、ナイトショーチケットの販売および発券はまだ行っておらず、その準備が整うのは約3週間先になる (現場スタッフ談) とのこと。

09/06 フラミンゴヒルトンが名称変更
 フラミンゴヒルトンが 9月6日からその名称をフラミンゴラスベガスに変更した。これにともない外壁の看板やネオンサインなどの取り替え工事も本日から始まった。
 同ホテルを所有する Park Place Entertainment 社が 2年前にヒルトングループからフラミンゴヒルトンを買い取った際の “ヒルトン” という名称の使用件に関する契約が切れるための措置。なお、ラスベガスヒルトンは Park Place Entertainment 社がすでに別の会社に売却しているため今回の名称変更の対象となっていない。

09/06 MGM Grand Adventures が閉園
 新学期が始まったことにより MGMグランドホテルのテーマパーク MGM Grand Adventures が 9月5日から閉園となった。MGM側の話によると、来年の春に営業を再開するかもしれないとのことだが、このまま永久に閉鎖となってしまう可能性も否定できない。
 ファミリー客をねらった戦略で開業した同テーマパークだったが、子連れ観光客が非常に少ないラスベガスでは採算性に乏しく、ここ数年は地元民の子供を対象とした営業戦略に切り替えられており、春から秋にかけての週末と地元の小中学校の夏休み期間中だけの営業が続けられていた。MGM社の株主総会などでもたびたびこのテーマパークの存続問題が採り上げられており、来春の再開は非常に微妙な情勢だ。

09/02 SUN COAST、オープニング花火大会は 9月12日に延期
 ストリップ地区の大型ホテルにも勝るとも劣らない巨大カジノを有するサンコーストホテル (ストリップ地区の北西約 15km のサマリン地区) は、消防当局による火災報知器などのテスト作業の遅れから、当初予定されていた 9月1日には開業することができず、新たな開業予定日を 9月 12日にすると発表した。これにともないオープニングを祝う花火大会も 9月 12日の 7:30pm に催されることになった。
 ちなみにサンコーストはゴールドコースト、バーバリーコースト、オーリンズなどと同系列のカジノで、マシンゲーム 2000台、テーブルゲーム 48台、600席のビンゴパーラーなどを有する大型カジノになる予定。

09/02 ベラージオ、子供の入場も OK ?
 開業以来原則として 18才未満の入場を断ってきたベラージオホテルが、9月から子連れ家族の入場を黙認し始めている。ただし同ホテルへ通じる各入口にはこれまでと同様 「18才未満お断り」 の注意書きがまだ掲示されており、ホテル側の方針が今ひとつハッキリしない。
 広報部などから正式なコメントを得るには至っていないが、3ヶ所の入口前に立ち入場者を監視している現場スタッフ合計5人、およびベルデスクスタッフに今回の方針変更に関して事情を問い合わせたところ、「基本的な方針は変えていないが、親同伴の子供に限りこれまで行ってきたような宿泊客かどうかのチェックは現在行っていない。ただしティーンエージャーなど子供だけの入場は今でも厳しく取り締まっている」 との内容で全員のコメントはほぼ一致していた。また、現在はアメリカの連休時期に当たり人の交通量が非常に多く、従来型の入場者チェックが物理的に困難とも見受けられたため、ここ数日だけの措置かどうかを問い合わせたところ、これまた全員が 「一時的な措置か今後も続けられる措置かまったくわからない」 とのことで誰からも歯切れのよいコメントを得ることができなかった。

09/02 アラジン、5日連続で火災報知器の誤作動と停電事故
 弊社スタッフが体験として得た情報によると、アラジンホテルでは少なくとも 8月29日からの連続5日間、その客室内において停電事故および火災報知器の誤作動による騒動が発生している。停電事故はどれも短時間で復旧しており大きな問題には至っていないものの、AC電源駆動の目覚まし時計、バッテリーバックアップがしっかりしていない状態のパソコン利用時など、それなりに被害が出ており、他の宿泊客にもなんらかの被害が発生しているものと思われる。また、就寝中に避難用のサイレンで起こされた宿泊客などがクレームのためロビーに駆けつける騒動も連日見られたという。
 一連のトラブルの原因は、館内の安全装置などのテストが十分に行われていない状態での “見切り発車的な開業” にあるものと思われるが、ホテル側からは特になんの説明はされていない。
 なおこの報道は、トラブルが発生しているという事実を伝えるだけのものであり、今後のアラジンホテルのトラブル発生率などを予測したり、すでに予約している利用予定者に注意を促すものでもないことをあえてここで申し上げておきたい。このような状態が長く続くとは思えず、あくまでも一時的なトラブルと考えてよいだろう。

09/02 Desert Passage の雷雨、 “天気予報” はデタラメ?!
 アラジンホテルのショッピングモール Desert Passage 内にあるアトラクション “Rain Storm” (商店街に雷が鳴り響き人工雨が降るというアトラクション) は、開業当初その演出インターバルを 「20分間隔」としていたが、現在は現場周辺に 「本日の天気予報」 と題し、「Desert Passage では毎時 00分と 30分の 30分おきに雷雨が降るでしょう」 と書かれた案内板が掲示されている。しかし、9月1日および9月2日の両日は予報通りの時刻に雨が降らないという問題がしばしば発生しており、その時刻に現場で演出を期待していた群衆が戸惑う場面などが見られた。ただし演出の間隔が乱れているというだけで、演出がまったく行われていないわけではないので、30分以上待っていれば多くの場合 “Rain Storm” を見られるだろう。

09/02 ブルーノートにスターが続々とやって来る!
 ニューヨークにある世界的に有名なジャズクラブ “Blue Note” のラスベガス店がアラジンホテル脇につい先日開業したが、今後そのラスベガス版 Blue Note に続々とスターミュージシャンがやって来ることになっている。ちなみに 10月 16日からは Dr.John が、10月 23日からは Roberta Flack がそれぞれ約1週間ステージに立つ予定だ。その他さまざまな著名ミュージシャンが毎週のように出演するという。

09/02 ベネシアンの C2K、ナイトクラブ目的の使用のみ一時閉鎖に
 現在ベネシアンホテル内にある多目的ホール “C2K” での 「ナイトクラブ目的の利用」 のみが一時的に閉鎖されている。ナイトクラブ運営者側の管理がずさんで未成年者の飲酒、喫煙、麻薬問題などが当局からたびたび指摘されるようになり、ベネシアンホテル側と運営者側が対立し訴訟問題にまで発展してしまっていることが主な原因だ。
 現在現場周辺には 「ナイトクラブは閉鎖になったが、劇場機能はオープンしている」 と書かれた大きな案内板が立っており、ナイトショー 「MELINDA」 などは引き続き行われていることを強調している。ベネシアンホテルの広報部に問い合わせたところ、ナイトクラブの再開のめどはまったく立っていないという。

09/02 ベネシアンの NEBULAE が早くも打ち切り
 C2K会場の騒動とはまったく別に、同会場で行われてきたナイトショー NEBULAE の公演が8月末をもって打ち切られた。わずか 2ヶ月という超短命のショーだった。

09/02 ベラージオでアートギャラリーが再オープン
 5月から閉鎖されていたベラージオホテルのアートギャラリーが、その展示物を入れ替えて 9月1日に再オープンした。展示物はワシントンDCにある Phillips Collection からのレンタルで、ゴッホ、セザンヌ、ピカソなどの絵画 24点と彫刻 2点が従来と同じギャラリーに展示されている。
 各作品の解説を英語で流すコードレスフォン大のデバイスを貸与される部分や、絵画に3フィート以内に近づくと警告ブザーが鳴る仕掛けなども含めて、会場の場所、雰囲気、展示方法、隣接するギフトショップなど、5月に閉鎖された前ギャラリーとすべて同じと考えてよい。
 総じて淡い色の作品が多いためか、原色に近い明るい色が多く採り入れられているピカソの作品数点がひときわ目立つ。日本人観光客から注目されそうな作品としては、日本庭園をイメージしたというゴッホの Entrance to the Public Garden in Arles という作品で、解説のBGMには琴や尺八の音色が流れている。入場料は 一般 $12、ネバダ州民 $10。開館時間は 10:00am〜9:30pm。

09/02 フォーラムショップスのアトラクション再開は延期
 リモデルのため 7月から閉鎖されていたフォーラムショップス内の 「動く石像」 こと “FESTIVAL FOUNTAIN SHOW” は当初の発表では 9月2日に再オープンされる予定だったが、改良工事の遅れなどから再開の見通しがまったく立たない状況に陥っている。現場関係者の話では 「10月中にオープンできるのでは」 とのことだが、あくまでも 「個人的な推測」 としている。

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