過去のスポットニュース 2000年 03月、04月 

以下は、過去に掲載された 「スポットニュース」 の保存版です。
記事内容が現在の事実と異なっている場合もありますので十分ご注意ください。


04/26 スティーブワイリックは5月18日から
 昨年までダウンタウンのレディーラックホテルで行われていた人気のマジックショー・スティーブワイリックは今年サハラホテルに移籍したが、サハラホテルのボックスオフィス側の発表によると、その移籍後最初の公演は5月18日になるとのこと。

04/26 5月22日、レガシーゴルフクラブで全米オープン地区予選
 6月15日からペブルビーチゴルフリンクスで開催される第100回全米オープンゴルフ選手権のネバダ州地区予選が 5月22日、ラスベガスのゴルフ場の中では最もコースレーティングが高い(フルバックティーでの比較)レガシーゴルフクラブで開催されることが決まった。見学は無料。

04/26 MGMによる買収でベラージオが早くも変化の兆し?
 18才未満の入場を制限しているベラージオホテルはその入口で入場者をチェックしていることで知られるが、MGMグランド社に買収されることが決まってからのここ数週間、その入口でのチェック体制が緩やかになってきたのか、監視人が立っていないことが以前に比べて多くなってきている。ただし従来通り 18才未満の入場を制限する告知板は立っているので、規則が変わったと判断するのはまだ早そうだ。あくまでも経費削減の一環と見るべきだろう。
 なお、ゴージャスなベネチアングラスが天井に飾られ待合い場所として定着しつつあったメインロビーからソファーがすべて取り払われ、ロビー周辺で着席できる場所がなくなった。着席したい者はブラックジャックテーブルやスロットマシンなどを利用して欲しいということだろうか...。

04/21 Networld + Interop、ビルゲーツは9日の朝に登場
 インターネット業界の祭典 Networld + Interop(ソフトバンクの子会社 ZD Events 社主催、出展企業約 800社)が5月8日から12日までラスベガスコンベンションセンターで開催されるが、注目のビルゲーツの講演会は9日 9:00am〜10:00amに決まった。参加は無料だが、あからじめ主催者側に参加登録をし、入場者バッジを取得しておく必要がある。登録は http://www.interop.com まで。

04/20 地元民が MEGABUCKS で963万ドルをゲット
 ラスベガスリビュージャーナル紙などが伝えたところによると、4月19日、高額払戻金が期待できることで知られるスロットマシン MEGABUCKS機で963万ドル(約10億円)のジャックポットが飛び出した。場所はネバダ州とユタ州の州境に近い小さな町 Mesquite にある Oasis (旧 Peppermill)というカジノ。この幸運を見事ゲットしたのは Mesquite のすぐ隣町 St. George (ユタ州)に住む37才の女性 Cathie Allred さんで、彼女は毎月2回はこのカジノでプレーしているという。なお Oasis カジノのオーナーである Si Redd 氏は、MEGABUCKS機の製造メーカーIGT社の創業者であることでも知られている(現在はIGT社と関係ない)。

04/19 第1四半期、ベネシアン、MGM、ステーションが絶好調
 カジノホテルを経営する各企業の 2000年度第1四半期の業績が続々と発表されているが、サンズコンベンションセンターを所有するベネシアンホテルが、コンベンション誘致などでビジネス客の取り込みに成功し利益を倍増(99年第4四半期比)させている。一時は経営危機すら噂された同ホテルだが、今では “ラスベガスストリップの儲け頭”として業界関係者から注目を集めており、新館棟(3000部屋)の建設にも意欲的だ。
 MGMグランド社も昨年完成させたコンファレンスセンターの稼働により中規模コンベンションの誘致で圧倒的な強さを見せており、前年同月比で利益倍増というこの規模の企業としては驚異的な数字を昨日ウォールストリートで発表した。
 また、地元民をターゲットとしたカジノをラスベガス郊外に複数所有するステーションカジノ社も順調に業績を伸ばしており、株価もそれに連れて順調に上昇している。
 一方、まだ正式に発表されていないが、証券アナリストらの予想によると、サーカスサーカス、エクスカリバー、ラクソー、マンダレイベイなどを所有するマンダレイリゾートグループ社(旧サーカスサーカスエンタープライズ社)の第1四半期の業績は足踏み状態で、また、先日MGMグランド社に買収されることが決まったミラージリゾーツ社も業績が低迷しているという。

04/19 サハラホテルの新型コースター、開業は今月28日か
 サハラホテルのスポークスマンが発表したところによると、同ホテルがその敷地内に完成させ現在試運転中の新型ローラーコースター “Speed-The Ride” の開業は4月28日になるという。しかし試運転の状況によっては変更になる可能性もあるとのことで、ゴールデンウイークにラスベガスを訪れる日本人観光客にとっては今後の試運転の状況が非常に気になるところだ。

04/19 ストリップの南端に新ホテルが出現か?
 地元紙ラスベガスサンが報じたところによると、ラスベガスの土地開発業者 Tiberti-Blood 社は、マンダレイベイホテルの約2マイル南にあるストリップ南端の土地(バケーションビレッジカジノがある付近)約7万平方メートルを 824万ドルで取得したという。同社はこの土地に2年以内にカジノホテルを建設したい意向だが、テーマや客室規模などはまだ何も決定していないとのこと。

04/19 ストラトスフィアのホテル棟、建設再開か
 業績が行きづまり前所有者が建設途中で投げ出したままになっていたストラトスフィアホテルの新館棟の建設が、新オーナーである投資家 Carl Icahn氏の手によって再開されることがほぼ決まった。ちなみにそのホテル棟は建設行程の約 30%が終了したままの状態で4年前から雨ざらしにされてきた。

04/19 事故多発のミード湖でモーターボート操縦の免許制化が議論に
 地元テレビ局 CHANNEL-8 が報じたところによると、ラスベガス市内から最も近い本格派リゾート地として知られる巨大人造湖ミード湖で、モーターボートなどの小型船舶による事故が急増しており、過去3年間で11人が死亡しているという。操作に不慣れなリゾート客らの未熟な運転技術や無謀運転が主な事故原因と見られるが、だれでも運転できてしまう現在の法体系にも問題があるとして、関係当局は免許制の導入も視野に入れた検討組織を結成する構えだ。ちなみに米国では例外を除き小型船舶の操縦は免許制ではなく、観光客でもその場でモーターボートなどをレンタルできてしまう。ミード湖周辺には多数のマリーナがあり、それぞれのマリーナでこうしたレンタル業者が軒を並べている。

04/19 ベネシアンの Celebration of Golf が全館オープン
 ゴルフ博物館&ゴルフショップとして昨年から仮オープンしてきたベネシアンホテル内にある Celebration of Golf がこのたび完全オープンした。ゴルフにまつわる骨董品から歴史的名勝負の写真などマニア垂涎の商品が多数展示されている。なお、一般ゴルフショップに比べ、通常のゴルフ道具の商品ラインナップは非常に乏しい。場所はベネシアンホテル2階にあるショッピングセンター・Grand Canal Shoppes 内。営業日や営業時間は同ショッピングセンターのスケジュールに準ずる。

04/19 オーリンズホテルが拡張計画
 地元紙ラスベガスリビュージャーナルによると、オーリンズ、ゴールドコースト、バーバリーコーストなどを所有するコーストリゾート社は、その好業績を背景に現在のオーリンズホテルを拡張する計画があることを明らかにしたという。拡張の規模や日程はまだ未定とのこと。

04/12 サハラのローラーコースターが試運転を開始
 サハラホテルは、その敷地内に完成させた新型ローラーコースター “Speed-The Ride” の試運転を開始した。現在朝から晩まで2分間隔程度で綿密な実験走行を繰り返しながら各種データを収集している。安全が確認でき次第開業の運びとなるが、具体的日付は明らかにされていない。ちなみにこのローラーコースターは、スタート地点から軌道の先端(終点)まで行き同じ軌道を出発地点まで戻ってくる往復型で、一般的な周回軌道を走るコースターではない。なお軌道の先端部は垂直に立っている。
参考写真: 先端部に達した試験走行車

04/12 MGMグランドアドベンチャーが今週末からオープンか
 昨年の秋から長らく休園だったMGMグランドホテルのテーマパーク・MGM Grand Adventures が、今週の土曜日(4/15)からオープン予定(あくまでも予定)。

04/05 ミラージ社の会長 Wynn氏、絵画にからむ問題で株主から訴訟
 ウォールストリートジャーナルなどが伝えたところによると、このたびミラージ社の会長 Steve Wynn氏は、先に決まったMGM社への会社売却に関連してミラージ社の株主から訴訟を起こされたという。MGM社によるミラージ社の買収条件の中に、ミラージ社が所有する名画を Wynn氏個人が格安価格で買い取ることができる権利などが含まれており、この条件を付けたことがミラージ社の売却価格を押し下げる要因になり株主に損害を与えたとして、ミラージ社の株主が Wynn氏を訴えを起こしている。ちなみにミラージ社は、同社が運営するベラージオホテル内のアートギャラリーにおいてゴッホ、ルノアール、セザンヌ、ピカソなど約3億ドル相当の世界的名画を展示しており、その約半分は Wynn氏個人の資産、残りがミラージ社の資産となっている。今回の争点となっているのはミラージ社が所有する分の Wynn氏への売却価格。

04/05 マスターズの賭けの配当倍率、T.ウッズがダントツ人気で2倍
 今週開催されるゴルフの祭典・マスターズトーナメントの勝者に対する賭けの配当倍率が各カジノホテルから一斉に発表された。ちなみにステーションカジノ系のスポーツブックにおける4月5日現在の配当は、タイガーウッズがダントツの一番人気で2倍、二番人気がアーニーエルスとデイビッドデュバルの10倍、以下、トムリーマンとデービスラブが12倍、フィルミケルソンが15倍と続いている。その他著名選手としてはフレッドカプルスが25倍、グレッグノーマンが50倍などで、注目の日本の丸山や尾崎らは 「その他の選手」 という枠で4倍となっている。

04/05 マンダレイベイでの世界3大テノールコンサートがオンラインで
 4月22日にラスベガスのマンダレイベイホテルのアリーナで行われる“ 世界3大テノール歌手コンサート”(出演: ルチアーノ・パバロッティ、ホセ・カレーラス、プラシド・ドミンゴ)の主催者は、このコンサートの模様をオンラインでも配信し、そのネットユーザーに審査員となってもらうコンテストも行うという。URLは、http://superstartheater.com/main.html

04/05 マキシムホテルが競売に、セリは4200万ドルからスタート
 昨年末、経営不振を理由に閉鎖されたマキシムホテルは、その後カジノライセンスを持たない状態で管財人などの手によりホテル部門だけの営業が細々と続けられてきたが、このたび関係者の間で 「新たなオーナーを見つけて再出発をめざす」 という方向で意見がまとまり、4月20日に行われる公開オークションにより第三者に売却されることが正式に決まった。売値は4200万ドルからスタートするという。

04/05 アラジンのショッピングセンター、完成を待たずして売却か
 ラスベガスリビュージャーナル紙など地元メディアが報じたところによると、現在建設が進められているアラジンホテルのショッピングセンター“Desert Passege”を所有する商業不動産管理会社 Trizec Hahn 社は早くも Desert Passege の売却を検討しているという。

04/05 ベネシアンホテル、労働組合裁判で勝訴
 地元テレビ局などが一斉に報じたところによると、地元ラスベガスの飲食業労働組合とベネシアンホテルとの間で争われていた裁判はベネシアン側の全面勝訴で決着が付いた。開業当社から非労働組合員しか採用しないなどラスベガス飲食業労働組合と真っ向から対立してきたベネシアンホテルは、同組合から訴えられていた。

04/05 フォーラムショップスさらに拡大か
 フォーラムショップスのスポークスマンが発表したところによると、早ければ今年の夏から秋にかけてフォーラムショップスの拡張工事を開始するという。完成は 2002年で増築のサイズは現在の床面積の 50%、つまり工事が完成すれば全体のサイズは現在の 1.5倍になる。ちなみに工事が計画されている場所はシーザーズパレス北側のストリップ通りに面した土地で、現在同ホテルの北側玄関への進入路および動く歩道などがある部分。この場所は現在のフォーラムショップスがある位置に比べ公共のエリアにかかわる部分が多いため、当局の許認可などはもちろんのこと、利害が絡む関係企業の足並みがそろう必要があり、拡張工事の実現までには紆余曲折が予想されている。

04/05 サンフランシスコをテーマとしたホテルの建設が訴訟で暗礁に
 今年1月、現フロンティアホテルのオーナーである Phil Ruffin 氏が、年内に同ホテルを爆破解体しサンフランシスコをテーマとしたホテル“City by the Bay”を建設すると発表したばかりだが、このたびこの計画に敵対する陣営の建築デザイナーなどが著作権の問題を理由に Phil Ruffin 氏を相手に訴訟を起こしたため、この“City by the Bay”の建設が暗礁に乗り上げる可能性が出てきた。地元有力紙ラスベガスサンなどの報道によると、敵対する建築デザイナーらは、サンフランシスコをテーマとした建造物は自分らのアイデアだと主張しており、Ruffin 氏の建設計画に「待った」をかけたい構えだ。一方 Ruffin 氏は、「サンフランシスコなどのような大都市に関する意匠に著作権などは認められない」 と一歩も譲る様子はなく、全面的にこの訴訟を受けて立つ構えだ。

03/22 サハラホテルのローラーコースター、強風被害で開業延期か?
 19日の深夜から20日の早朝にかけてラスベガス地方では秒速 25mを超える強風が吹き荒れ看板や大木が倒れるなどさまざまな被害が出たが、サハラホテルの改装工事現場ではクレーン車が倒れ同ホテル施設の一部を損壊するという事故が発生した。幸いけが人はなかったものの被害はかなり大きく、地元警察は管理に手落ちなどがなかったか関係者から事情を聴取している。この事故により、来月中にも開業が予定されていたローラーコースターの開業が遅れる可能性が出てきた。

03/22 ラスベガス西方の砂漠地帯で原爆実験
 米国エネルギー省が発表したところによると、現在備蓄中の核兵器の信頼性を確認するための原爆実験を、米国西海岸時間22日、ラスベガス西方の砂漠地帯にある地下核実験場にて行うと発表した。また、今回の実験ではコンピューターシミュレーション技術を最大限に生かし、核物質による実際の核爆発反応を最小限に抑えらる方法が採用される予定で、同省は核爆発による有感地震がラスベガスで観測されることはあり得ないとしている。

03/22 スロット世界記録のシンシアさん、コロラド州の病院へ
 地元各メディアが伝えたところによると、12日夜に発生した交通事故で重傷を負い現在ラスベガスの病院に入院中のシンシアさんは、近日中、より専門的な医療技術を持つコロラド州の病院へ移される予定だという。シンシアさんは今年1月、スロットマシン配当金としては世界最高額となる 3495万ドルを的中させ “時の人” となったが、今月12日、飲酒運転の車に追突され両足を骨折するなどの重傷を負った。

03/22 ハラスホテル、早くもナショナル航空の株式売却を検討
 全米各地のカジノ客をラスベガスに呼び込む目的でハラスホテルが設立した航空会社・ナショナル航空は現在その業績が芳しくなく、ハラスホテルは早くもその株式売却を検討している。関係筋が伝えたところによると、ハラスホテル側は年内に最低でも持ち株の半分を売却したい意向だという。

03/22 リビエラの大株主も株式売却
 ニューヨーク証券取引所は、リビエラホテルの大株主である Morgens Waterfall Vintiadis 社がその所有株式の約半分に相当する 60万株を2月に売却したと発表した。ちなみにこの株数は全リビエラ株の約 15% に相当する。

03/14 ステーションカジノ社がグリーンバレー地区にカジノ建設
 Station Casino 社が新カジノの建設に着手した。場所はラスベガスストリップから南東方向に約 10km のグリーンバレー地区で、高速 215号線と Pecos Road が交差する地点のすぐ南側。カジノの規模はかなり大きく、二期工事までが完了するとストリップの大型ホテル並みになるという。一期工事の完成と開業は 2001 年末を予定しており、二期工事のスケジュールは未定。カジノの名称もまだ明らかにされていない。
 Station Casino 社は地元民を相手にしたカジノとしては業界最大手で、ストリップから離れた場所にパレスステーション、サンセットステーション、テキサスステーション、ボールダーステーションなどの大型カジノを複数所有しており、ラスベガス市の人口の急増と共に業績を伸ばしている。3月14日の同社の株価は今回の新カジノ建設着手のニュースが好感され、寄り付きから買いが集まりわずか1日で 19% も上昇した。

03/14 東京都のカジノ計画にラスベガス日系観光業界は複雑な心境
 東京都知事・石原慎太郎氏は 14日、以前から公言していたカジノ建設構想の実現に向け、国などに賭博にかかわる法律の整備や見直しをせまる発言をしたが、これを受けラスベガスの日系観光業界は早くも 「日本でカジノが認められればラスベガスに来てもらえなくなる」(大手旅行代理店)と石原氏の構想に難色を示しているが、その一方で、「日本でカジノが広く認知されるようになればラスベガスのイメージも明るくなり観光客も増えるのでは...」(日系ツアーオペレーター)とする楽観論も出ており、業界関係者の反応も複雑のようだ。

03/14 リッキーマーチンがマンダレイベイでコンサート
 マンダレイベイホテルが地元メディアに発表したところによると、7月22日、人気歌手リッキーマーチンのコンサートが同ホテルのアリーナで行われるという。チケットの販売や料金については数日以内に発表される予定。

03/14 MGM、バンクオブアメリカなどから 40億ドルの融資に成功
 地元有力紙 Las Vegas Sun などが伝えたところによると、ベラージオホテル、ミラージホテルなどを所有する Mirage Resorts 社を買収した MGM Grand 社は、その買収資金の調達を模索していたが、好調な業績を受け金融機関からすんなりと融資を受けることに成功したという。主な銀行はバンクオブアメリカで融資額の総額は約 40億ドルとのこと。これにより、独禁法を管理する当局からの認可を待つこと以外、両社の統合作業はトントン拍子で進むものと思われる。

03/14 ベラージオのアートギャラリー、近日中に閉鎖か
 ピカソ、ゴッホ、ルノアールなど世界の名画が飾られていることで知られるアートギャラリー The Bellagio Gallery of Fine Art の今後の運営が混沌としてきた。
 ベラージオホテルの新オーナーとなる MGM Grand 社がアートギャラリーそのものにあまり興味を示していないことと、総額約4億ドルと評価される絵画の半分がベラージオホテルの会長 Steve Wynn 氏の個人資産であり(残りの半分はベラージオホテルの資産)、MGM 社によるベラージオホテルの買収手続が完了したあとに辞職すると見られる Wynn 氏がそれら絵画を引き上げる可能性が出てきたためだ。仮に Wynn 氏が引き上げの意思を示さない場合でも、現在それら自己所有分の絵画をベラージオに年間約 500万ドルでリースしており、その条件を MGM社側が飲む可能性は極めて低く、アートギャラリーが閉鎖される公算が高まっている。

03/14 MGMがベラージオの増築計画を白紙撤回
 ベラージオホテルを買収した MGM Grand 社は、今年1月ベラージオホテルが発表した 1300部屋規模の増築計画を白紙撤回すると発表した。

03/14 MEGABUCKS のシンシアさん重体か?
 12日夜に発生した交通事故で重傷を負ったシンシアさんの容態についてさまざまな憶測が飛び交っているが、14日現在、地元各メディアはシンシアさんの状態を “Serious Condition” という言葉を使って報じている。けがの状況などを表現する際の Serious Condition の意味にはかなり幅があるものの、一般的には日本の “重体”に相当する意味として使われることが多く、シンシアさんの状況を心配するラスベガス市民から各メディアや警察に問い合わせが殺到しているという。
( ↓ シンシアさんの交通事故に関しては以下のニュースに ↓)

03/13 スロット世界記録の億万長者が交通事故で重傷、姉は死亡
 地元メディアが一斉に報じたところによると、今年1月、スロットマシンの配当金としては世界最高額となる 3495万ドル(約36億円)を的中させ “時の人” となった地元ラスベガス在住の女性 Cynthia さん(37才)は、ラスベガス時間 3月12日午後 10 時 15分頃、追突事故に巻き込まれ両足を骨折するなどの大けがを負った。また、助手席に同乗していた Cynthia さんの実姉 Lela さん(45才)は首の骨を折るなどして 13日早朝死亡した。Cynthia さんのその後の詳しい容態などは明らかにされていないが、噂によるとかなりの重傷だという。
 事故が起きたのはラスベガス郊外の Boulder Hwy で、信号待ちしていた Cynthia さんの 99年製シボレーカマロに、57才の男性が運転する 97年製フォードエクスプローラーが追突する形で発生した。ラスベガス警察の発表によると、この男性は過去に数回飲酒運転による免許停止処分歴があり、この日も泥酔状態だったという。事故現場にブレーキを踏んだ跡がないことなどから、ラスベガス警察はこの男の泥酔居眠り運転が事故の原因と断定し、男の身柄を拘束するとともに取り調べを開始した。ちなみに男は軽いけがを負っただけで命には別状が無いという。

03/08 ソフトバンク、COMDEX 保持とラスベガス重視を決定
 ラスベガス最大のコンベンションとして知られるハイテク産業ショー COMDEX は、その主催者 ZD Events 社の親会社であるソフトバンク社の意向 “インターネット業界のみに専念する” を受け、昨年来から売却されるのではないかとの噂が絶えなかったが(COMDEX はインターネットのためだけのイベントではないため)、このたびソフトバンク社がそれを否定する発表をした。
 ソフトバンク社の発表によると、同社はこれまで世界的に知られるパソコン雑誌 “PC-Magazine” や “PC-Week”などの出版事業を Ziff-Davis 社に、COMDEX などの展示会の主催を Ziff-Davis 社の子会社である ZD Events 社にそれぞれ担当させてきたが、今後 COMDEX や Networld+Interop (インターネット関連の大型コンベンション。毎年5月にラスベガスで開催)などは最重要イベントとして、新たな持ち株会社を設立するなどして専門部隊に運営を任せる方針を明らかにした。新会社の社名や所在地などはまだ明らかにされていないが、すでにチケットマスター社(イベントチケット販売の世界最大手)の会長 Frederic Rosen氏を新会社の最高経営責任者として迎え入れることなどを決定している。また、その新会社が主催するコンベンションは基本的にその開催地をラスベガスとすることもほぼ決めており、COMDEX や Networld+Interop のみならず、今後ハイテク関連の大小さまざまなイベントをラスベガスに誘致していく方針のようだ。Rosen氏はさっそく今月末、ホテル業界の関係者とミーティングを持つためにラスベガスを訪問するという。

03/08 ベネシアンホテルの信用格付けが大幅改善
 ウォールストリートジャーナル紙などが報じたところによると、開業直後からの経営難によって昨年8月、信用格付機関の最大手S&P社 (Standard & Poors社)から不名誉な 【要注意】の格付けをされていたベネシアンホテル(Las Vegas Sands 社)発行の社債の格付けが、99年第4四半期の業績にかなりの改善が見られたとして 【B】に大幅ランクアップされた。

03/08 カリフォルニア州、カジノ規制緩和案が住民投票で可決
 全国的にカジノ容認論が広まる中、3月7日、州内でのカジノ営業の大幅規制緩和の是非を問う住民投票がカリフォルニア州で行われ、賛成多数で規制緩和容認論が支持された。今回の住民投票は、ある一定の制限の元ですでにカジノ営業が認められている先住インディアン居住区域内でのカジノ営業に対するもので、投票結果により同地区内でのカジノ産業は今後益々拡大していくことが予想される。
 この投票結果を受け、カジノビジネス大手の Harrahs 社は早くもカリフォルニア州サンディエゴ郊外のインディアン居住区への進出計画を発表した。
 一方、売り上げのかなりの部分をカリフォルニア州の住民に依存しているラスベガスのカジノ業界は一斉に今回の結果に反発しており、ギャンブル中毒による個人破産の悲劇など、カジノが地域住民に与える悪影響を自らの体験として問題提起し、今後官民あげてカリフォルニア州側に考え直しを迫るかまえだ。
 ちなみに 「先住インディアン居住区」 とは、白人がヨーロッパからアメリカ大陸へ渡って来るよりも以前から住んでいた先住民たちの生活区域のことで、南西部を中心に全米各地に点在している。先住民らはアメリカ建国の歴史の中で白人から土地、住居、物資、権利、時には生命までを奪い取られてきたという悲しい過去を持っており、現在の米国政府および各州政府は彼らに対して、一般のアメリカ市民に対する法律を超越した特別な配慮をしており、差別されがちな彼らに仕事を与える目的も含め、同地域内でのカジノ営業を特例として認める法律などを制定している。ちなみに南カリフォルニアにおける先住インディアン居住区の地理的な位置は、ロサンゼルスやサンディエゴなどの大都市圏から車で約1時間から2時間の距離にあり、2000万人近い南カリフォルニアの住民にとって約4時間の距離にあるラスベガスよりはるかに近いことになり、今回の住民投票の結果がラスベガスのカジノ産業界に少なからず影響を与えることは必至の情勢だ。

03/08 NASCAR Las Vegas 400、悪天候のため途中で打ち切り
 3月5日、13万人のカーレースファンが詰めかけるラスベガスモータースピードウェーにて、ラスベガス最大級のイベントでもある NASCAR Las Vegas 400 (楕円コース、400マイル。今年から冠スポンサーの名前が付き“CarsDirect.com 400”)が行われたが、レース開始後の降雨などで路面状態が悪化し、安全走行が無理と判断した主催者側の決定により、約 220マイル走行した時点でレースが打ち切られた。規則によりレースそのものは成立したものとみなされ、その時点でトップを走っていた Jeff Burton の勝利が確定した。ちなみに Jeff Burton はカジノの賭けでも本命視されており、レース開始直前の各カジノでの配当倍率は 3.5倍だった。

03/01 Mirage、MGMからの買収提案を拒否
 MGM Grand 社から一株 $17 での買収提案を突きつけられていた Mirage Resorts 社(ミラージ、ベラージオ、トレジャーアイランドなどを経営)の経営陣は 2月 29日、取締役会を開き MGM提案を拒否することを正式に決定した。拒否理由は、一株 $17 という条件が現在の Mirage 社の価値に対して過小評価されすぎており $17 での会社売却は現在の株主の利益にならないと判断したため。
 しかし Mirage 社の株式は MGM 側から買収提案が出される直前の2月 22日まで $11 前後で取り引きされており、業界アナリストらは、「 市場価格($11)を本当の会社の実力とするならば、MGM 側から出された $17 による買収提案は Mirage 株主にとって利益確保のまたとない絶好のチャンスだったはず」 と分析している。したがって、今後ただちに業績が好転し株価が $17 以上に安定しない限り、「株主の利益を守ることが我々の任務」(会長 Steve Wynn 氏)とする Mirage 経営陣らが一般株主から “利益確保機会の喪失” として訴えられることは必至の情勢で、アナリストらの間では、「今回の決定は株主の利益よりも Wynn 氏の個人的な感情が優先されたのでは」 とする意見が支配的だ。
 とりあえず今回の MGMによる買収劇は白紙に戻された形となったが、業績が回復し独自路線による安定経営の見通しが立たない限り Mirage 社が今後も引き続き買収ターゲットにされやすい環境に置かれていることになんら変化はなく、近い将来第二の買収提案が持ち出される可能性は十分にある。
 ちなみに 3月1日現在 Mirage 社の株は、買収騒動が立ち消えとわかったあとであるにもかかわらず $16 前後の高水準で取り引きされているが、これは MGM社よりもはるかに規模が大きい Harrahs社などから今後さらに好条件の買収提案が出されるのではないかとの思惑買いによるもので、「しばらくは仕手戦並みの乱高下が続く」(業界アナリスト) というのが大方の予想だ。

03/01 サハラホテルがラスベガスで一番速いローラーコースター
 カーレース NASCAR のビッグイベント Winstone Cup “Las Vegas 400” が開催される今週のラスベガスはすでに街中がカーレースムード一色だが、“NASCAR カフェ”を作るなどカーレースをテーマにしているサハラホテルはこのたび現在その敷地内に建設中の高速ローラーコースター “Speed-The Ride” の開業が 3月末ないしは 4月初めになることを発表した。
 また、同ホテルによるとこのローラーコースターはリニアモーター(回転運動ではなく直線運動のモーター)を採用し 「ラスベガスで一番速いコースター」 になるとのことだが、一般的にローラーコースターは車体自身に動力系の機器を持たず途中で加速しないため、このリニアモーターの目的がいまひとつ不明だ。落下開始地点まで車体を引き上げるためだけにリニアモーターが使われるわけもなく、おそらく宙返り部分など加速が必要な場所にリニアシステムが設置されるものと思われる。
 なお、地元有力紙 Las Vegas SUN などの記事によると、この “Speed-The Ride” の最高速度は時速 70マイル(112km)で、同じラスベガス市内にあるニューヨークニューヨークホテルの “Manhattan Express” の 65マイル(104km) よりは速いものの、ネバダ州 Primm 地区にあるバッファロービルズホテルの “Desperado” の 80マイル(128km)や、ロサンゼルス郊外にあるマジックマウンテンの “Superman the Escape”の 100マイル(160km)よりも遅く、どうやら 「全米一」、「ネバダ州で一番」 などと宣伝することができないためやむを得ず 「ラスベガスで一番速い」 となったようだが、その競争相手が “Manhattan Express”ぐらいしか存在しないことを考えると何とも大げさな宣伝文句といえなくもない。

03/01 アラジンホテルが求人募集を開始
 この夏の開業をめざして現在建設が進められているアラジンホテルが、このたび正社員採用のための求人募集を開始した。旧アラジンホテルの社員 400人ほどに優先枠が与えられるとのことだが、総求人数は数千人規模で、また、少数名ながら日本語を話すスタッフの募集も行っているとのこと(もちろん永住権や労働ビザなど労働資格保持者であることが必要条件)。新設カジノで働いてみたいと考えている日本人はぜひ応募してみるとよいだろう。求人ホットラインは、877-421-9474 。

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