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英語名 |
TROPICANA RESORT & CASINO
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住所 |
3801 LAS VEGAS BOULEVARD
LAS VEGAS, NV 89109
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電話 |
702-739-2222
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総客室数 |
1910
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フリーダイヤル |
1-800-634-4000
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スイートルーム |
120
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FAX |
702-739-2469
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レギュラールーム |
$60〜$250
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外貨交換 |
あり
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スイートルーム |
$250〜$500
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総合評価 |
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このホテルのテーマは、名前からも想像できる通り 「南国の楽園」。つまりミラージやマンダレイベイと同じということになるが、もちろんこちらが先であることはいうまでもない。つまり、テーマに関しては後発組に完全にマネをされたことになる。
自慢は南国の楽園をテーマとしたプールで、岩や滝や熱帯植物はもちろんのこと、フラミンゴやクジャクなどが遊ぶ野生の遊歩道、さらにはコイが泳ぐ小川まである。
ここのプールの話題はなんといっても 「水上ブラックジャック」 。季節や時間帯によってやっていないこともあるが、これはちょっとしたアトラクションなので、プレーするしないにかかわらず見に行ってみる価値はあるだろう。ちなみに、プレーヤーは水中、ディーラーはプールサイド、という状態で行なうブラックジャックで、プレーヤーは腰から下を水に浸けたままプレーすることになるため、少々負けて頭が熱くなっても体全体が熱くなるようなことはない。また頭を冷やすことなどいつでもできるので、熱くなりがちな者にとってはありがたい設計ともいえる。
そんなプールを見下ろすかたちで、小高い丘の上に丸太小屋風の野生味あふれるウェディングチャペルがある。南国情緒豊かなジャングル内での結婚式は、陽気な若いアメリカ人カップルには人気があるようで、週末などは列席者などでにぎわっている。ちゃんとウェディングドレスを着る者もいるが、水着姿などで式を挙げるカップルも少なくなく、なんともカジュアルで見ている者も楽しい。
今でこそこういうゴージャスなプールは珍しくなくなってきたものの、開業当時の 40年以上前のコンセプトとしてはまさに画期的なことで、このホテルがプールにこれだけの投資をしたことは高く評価されてしかるべきだろう。まさにここのプールは 「豪華プールの草分的存在」 といってもよい。ちなみに屋外ウェディングチャペルも近年はマンダレイベイやフラミンゴにお株を奪われてしまった格好だが、これもこのトロピカーナがパイオニアだ。
カジノのコンプのシステムもこのホテルの動きは早かった。80年代、このトロピカーナは、今では当たり前のカジノメンバーカードを導入し、客観的なレーティングシステムを導入した最初のホテルだ。もちろん今ではどこのホテルも同じようなシステムを導入しており、豪華プールや野外ウェディングチャペル同様、この分野においてもトロピカーナはアイデアだけ奪われてしまったといってよいだろう。
さてこのホテルのおすすめ度だが、これといった特徴は見当たらないものの、宿泊すること自体に特に問題はない。ロケーション的にも申し分ないばかりか、このホテルには高層の客室棟以外に、プール施設や中庭を取り囲むようにコテージ棟があり、プールへのアクセスが増える夏などは大変便利だ。高層の本館棟よりも老朽化が激しく安っぽく見えるが、利便性を考えればコテージ棟も悪くないだろう。
トラを使った人気のマジックショー "リックトーマス" は、主役のトーマス自身が他のホテルへ移籍したため、2005年 3月 17日を最後に打ち切られてしまったが、現在、そのあとを引き継ぐかたちでマジシャン・ダークアーサー氏がこのホテルのショーの主役を演じている。
なお、子連れファミリーに人気だったオウムやインコの曲芸 "Bird Show"、そしてカジノフロアで行なわれていた空中サーカス "Air Play" の 2つの無料アトラクションは、残念ながら 2005年末に打ち切られてしまったため今はない。また、1999年から続いていたカジノ博物館も 2005年 4月末に閉館済み。なお、タイタニック号の遺品などを展示したタイタニック展も 2006年 3月 5日をもって打ち切られてしまったが、なぜか 5月からまた復活している。
現在このホテルの目玉商品はなんといっても 2006年 6月 23日から始った "Bodies, The Exhibition"。正真正銘の人間のミイラや、人体の輪切り、さらには各種臓器など一般に公開する学術的展示だが、展示されている 17体のすべてが中国から提供されたもので、死刑囚の人体などが含まれているのではないかと、物議を醸している。
ところで 90年代半ばのたった数年間で、このトロピカーナを取りまく環境が激変したことはラスベガス史を語る上で非常に興味深い。80年代の終わりまで、このトロピカーナのまわりには何もなかった。せいぜいあったのは古ぼけたマリーナホテルぐらいで、夜間はほとんど真っ暗だった。それが今では MGM、エクスカリバー、ニューヨークニューヨーク、ラクソーといったそうそうたるメンバーが顔をそろえ、ラスベガスの中心的なゾーンを形成している。そしていつのまにかこの交差点も 「新フォーコーナー」 などと呼ばれるようになった。
このような短期間における激変はトロピカーナにとって良かったのだろうか。常識的に考えれば、「荒野の中の一画」 という平凡な土地が 「超一等地」 に変わったわけで、不動産価値的には大きな恩恵を受けているばかりか、通行人や交通量の激増に伴う売上増という効果も出ていると考えるのが妥当だろう。
しかしその一方で、圧倒的な存在感を誇ってきた 「南ストリップ地区唯一の高級ホテル」 が 「ほとんど目立たない中堅ホテル」 になり下がってしまったことも否定しがたい事実で、そういう意味においては、トロピカーナにとっては 「実利を取って名を捨てた」 といったところだろうか。
もちろん 「目立たないホテルになり下がった」 といってもそれはあくまでも近隣ホテルとの相対論であり、絶対的にはまだまだ立派なホテルであることに変わりはない。
しかしながら、限りなく近い将来このトロピカーナは必ず動き出してくるだろうし、また動き出さなければならないだろう。ちなみに 2006年 2月、全面的に建て替える計画 (現在の施設はすべて爆破解体) が発表され、同年 4月をもってすべての営業が打ち切られることになっていたが、その発表直後の 3月に、このトロピカーナホテルは複数の会社から買収案が提示され、最終的に新オーナーに決まった Columbia Sussex 社が、その建て替え計画を一度棚上げにした。その後、Columbia Sussex 社は 2006年 11月、既存施設の大部分はそのまま温存しながら、新たなホテル棟を新築する計画を発表しているが、流動的な部分が少なくない。いずれにせよ、遅かれ早かれこのトロピカーナは大きな変革を迎えることは間違いないだろう。
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