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英語名 |
LUXOR HOTEL & CASINO IN LAS VEGAS
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住所 |
3900 LAS VEGAS BOULEVARD
LAS VEGAS, NV 89109
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電話 |
702-262-4000
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総客室数 |
4474
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フリーダイヤル |
1-800-288-1000
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スイートルーム |
489
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FAX |
702-262-4405
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レギュラールーム |
$100〜
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外貨交換 |
あり
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スイートルーム |
$300〜
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総合評価 |
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いわゆる日本語でいうところの 「ルクソール」 ホテル。姿、形、色、大きさ、内部構造、これほど珍妙な建造物は世界広しといえどもオリジナルのピラミッドを除いて他にあるまい。
外見だけではない。中身も大変ユニークだ。まずエレベーターが世界初の 「斜め昇降エレベーター」 になっており、ピラミッドの 4つの稜線に沿って 39度の角度で昇降する。
またピラミッドの内部には柱が 1本もなく 1階から 30階まですべて吹き抜けの広大な空間だ。世界で例を見ない巨大空間とのこと。このような構造から、客室はピラミッドの外壁の面に沿って薄く配置されており、その結果、客室の窓は当然のことながら斜めになっている。
また客室から一歩外に出るとそこの廊下はすでにピラミッド内の大空間の中にあり、地階にあるレストランや各種施設が見下ろせる独特な設計になっている。またその廊下は建物全体が斜めになっているため自分の足元の下には何もなく、さらにそこには手すり以外に防護ガラスのようなものは何もないため、「壮大な景観」 というよりも、むしろ恐怖さえ感じる。そういう意味において、高所恐怖症の人にはあまりお薦めできないホテルかもしれない。
とにかくギャンブルで大負けして廊下から飛び降り自殺する者が出なければいいと心配してしまうほどの奇抜な設計だ。
なお、ここまでに述べてきたようなことはすべて本館ピラミッド棟の 6階以上のフロアに宿泊した場合の話であって、1階から 5階までの客室の場合はエレベーターも通常の (垂直昇降の) ものを利用することになっており、廊下からの景観もそれほど壮大なものではない。また、その後完成した新館 (East Tower と West Tower) も斜めエレベーターなどはなく、ごく普通の建物だ。したがって 「ここのホテルらしさ」 を味わうためには本館ピラミッド棟の 6階以上に泊まる必要がある。が、本館は新館に比べルーム内の施設においてやや劣っており、その部分での評判はよくない。特に本館の大多数の部屋にはバスタブがないので (つまりシャワーだけ)、風呂好きの日本人観光客からの評判はすこぶる悪い。ということで、このホテルならではのピラミッド感覚を重要視するか、風呂などの利便性を取るか、予約の際にはよく考える必要がある。
このホテルの特徴はなんといっても夜景だろう。夜間照明がきれい、という意味ではない。ラスベガスの多くのホテルはカラフルなイルミネーションとともにその姿がゴージャスに浮かび上がるような夜間照明になっているが、このラクソーだけは限りなく暗黒に近い真っ黒な巨体がそのまま不気味に夜空にさらけ出され、ただひとつだけピラミッドの頂点から小さく矢のような 「ピラミッドパワービーム」 を天に向けて発している。このビームの強さは世界一らしく (350KWとのこと)、ホテル側の話によると 400km 以上離れたロスアンゼルスからでもこのビームを確認することができるとのことだが、それは少々大袈裟なようで、飛行機の上から双眼鏡でも使わない限り、ロスアンゼルスからその光を見ることはできない。
なお、その暗黒の夜間照明だが (ビーム以外は本当に真っ黒)、それでは遠い場所から認識してもらえず宣伝効果がないとのことで、1998年からは小さな照明ライトを 4つの稜線に沿って直線的に配置させ、それを点滅させるという演出も導入した。したがって現在は従来のような暗黒のピラミッドではなく、輪郭部分だけは夜間でも認識できるようになっているが、日によって暗黒バージョンが復活することもあるので、方針がよくわからない。
このホテル (本館ピラミッド棟) の最大の欠点はエレベーターの位置に起因する部屋までのアクセスだろう。ピラミッドの四隅の稜線に沿ってエレベーターバンクが配置されているわけだが、自分の部屋があるフロアに停車するエレベーターはその中の一ヶ所の稜線だけで、部屋の位置がその稜線と対角線上にあった場合はエレベーターを降りてからかなりの距離を歩かされることになる。特に底辺に近い階になればなるほど外周が大きくなるため歩かされる距離も倍増する。
またさらに悪いことに、建物の構造上、一階のカジノフロア全体が完全な正方形になっているため、どちらを向いてもすべて同じように見え、カジノにいると多くの者が方向感覚を失ってしまう。一度方向を失うと自分が乗るべきエレベーターがある稜線方向を探し出すのに一苦労するようで、とにかくこのホテルは使い勝手が悪いようだ。もっとも、それもこのホテルの特徴や楽しみでもあり、話題のためにはよい経験かもしれない。
さて建物の話はそのへんにして、このホテルには 2階 (カジノフロアの上の階)にアトラクションフロアがあり、子供も楽しめる各種ライドやゲームセンターがある。子連れ族にはうれしい施設だが、このホテル自体がとなりのエクスカリバーほどは小さな子連れファミリーをねらったマーケティングをしていないため、小学生低学年以下の子連れファミリーはエクスカリバーのゲームセンターの方が楽しめるだろう。
当ホテルで長らく続いてきた人気ナイトショー "Blue Man Group" は、2005年 9月 15日をもって打ち切られ、ベネシアンホテルに移籍してしまった。その後、その劇場では、2006年 2月からトニー賞受賞作ミュージカル "Hair Spray" が始ったが、集客不振を理由にわずか4ヶ月で終演となってしまったため、現在このホテルでは定期公演ショーは行なわれていない。
客室の豪華さなどは特質すべきものはないが、家具がエジプト調だったりしてなかなかおもしろい。また、前述の通り本館の多くの部屋にはバスタブがないが、少し高い料金を出せばジャクージ付きのデラックスルームもあり、その部屋は他のホテルに比べ料金の割りにゴージャスだと評判だ。
余談になるが、かつて開業直後は、カジノ内のカクテルウェイトレスの衣装やヘアスタイル (かつら) が古代エジプト調に統一されていたためなかなかセクシーで、それがかなり話題を集めた。が、のちにそれらは中止となってしまい、今ではごく普通のカクテルウェイトレスになってしまった。金髪の白人ウェイトレスたちに強制的に 「エジプト調黒髪ストレート」 のかつらを着用させることは、人権などにうるさいアメリカではなにかと問題が多かったようだ。
本館の使いづらさはすでに述べたが、新館棟の完成後、数々のリモデルや改良工事が行なわれ、現在このホテルは開業当初に比べかなり使いやすくなってきている。
エクスカリバーおよびマンダレイベイと接続する無料モノレールはもちろんのこと、それらホテルとの連絡通路が出来たことも利便性を高くしている。ちなみに、両ホテルへの移動には、ホテル内の位置にもよるが、モノレールを使うよりも渡り廊下を使った方が早い場合もあるので、チェックインしたらいろいろ研究してみるとよいだろう。
最後にこのホテル名 「LUXOR」 の日本語表記について少々コメントしておきたい。日本の旅行業界などが発行している出版物を読む限り、「ルクソール」という表記が主流をなしているようだが、「ラクソー」 もしくは 「ルクソー」 などに改めないと発音が通じない。もともと日本語ではない言葉をカタカナで表記すること自体に無理があるので、本来であればその語尾は 「ソール」 でも 「ソー」 でもどうでもよいのだが、なぜか 「ルクソール」 と表記してしまうと、多くの日本人は 「ソ」 の部分にアクセントを置いて読んでしまう傾向にあり、その結果、まったく通じないという問題が発生している。タクシーの運転手などを悩ませるのは決まって日本人だ。
アメリカ人がこの LUXOR を発音するときは、頭の 「LU」 の部分にアクセントを置いている。アクセントの位置さえ合っていれば英語は通じるもので、この単語の場合も頭の部分の発音は 「ラ」 でも 「ル」 でも通じる。そして不思議なことに、「ルクソール」 のカタカナ表記を 「ラクソー」 や 「ルクソー」 に書き改めるだけで、多くの日本人はアクセントの位置を頭の部分に持ってきて読むことがわかっている。外来語のカタカナ表記は、どこにアクセントを置いて読んでもらえるかを考慮しながら決定すべきで、日本の旅行業界や出版業界も可能な限りこのホテルのカタカナ表記を改めた方がよいだろう。何の責任もない日本人観光客がタクシーの運転手とのやりとりで困惑している姿はあまりにも気の毒だ。
余談になるが、この LUXOR とは、エジプトのカイロの南方約 600km、あのアスワンハイダムの北方約 200km の地点にある都市の名称だ。古代エジプトの著名な墓がいくつもあることで知られており、あのクレオパトラに勝るとも劣らない絶世の美女 「ネフェルタリ王妃」 (紀元前13世紀ごろ) もこの地に眠っているとされている。
かつては日本人にはほとんど知られていなかった都市だが、不幸にも 1997年にテロリストによる乱射事件があり、日本人観光客にも犠牲者が出たことから今ではかなり知られるようになった。
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