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スロットマシン


 必勝法はダウンタウンで高額マシン?
 
 コインを投入してレバーを引くだけのスロットマシンには戦略も必勝法もない。コインを投入してからレバーを引くまでのタイミングなどを論じた攻略本のようなものもあるにはあるが、根拠がない話がほとんどだ。いや、ほとんどではなく、すべて根拠がない。
 よく 「両替ガールやカクテルウェイトレスにチップを渡せば出る台をおしえてもらえる」 とか言われるが、これも根拠がない (単独の台としてではなく、機種として "出る台"、出ない台" はあるので、そういう意味ではまったく根拠がないわけではないが...)。
 その種の言葉を信じる者は試してみるのもよいが、昔とちがって同一機種のマシンの配当率は各カジノごとにすべて同じに設定されていることを知っておいて損はないだろう (それは当局のルールなので厳格に守られている)。
 つまり日本のパチンコのクギ調整やパチスロのロム調整のようなことをして、「出る台」 と 「出ない台」 を区別するようなことはしていないというわけだ。たしかに 24時間オープンしているラスベガスのカジノでは 「クギ師の出番」 は時間的にもあり得ないし、そもそもカジノ側が台の配当率を勝手に調整することはネバダ州の法律で厳しく禁じられている。カジノ側ができるのは、マシンをメーカーに発注する際に、どのような配当率にするかを指定することぐらいだ。

 ただ言えることは、一般的に 5セント台よりも 25セント台、25セント台よりも1ドル台というように、額の大きい台ほど配当率が高くなるように設定されているということである。
 ちなみにこのページの最後に記載した数字は、公的機関であるネバダ州 Gaming Regulatory and Tax Agencies が毎月発表している各地域ごとの平均配当率の大まかな数字だ。
 (ギャンブルに関する統計は州の税収などに直接かかわってくるため、このように公的機関が厳格に管理し、かつそれを公表している)
 配当率とは、そのマシンに投入された金額に対する払い戻された金額の比率で、つまり、この数字が 「 95% 」 という台は、「 $100投入すると平均して $95が戻ってくると期待される台」 ということになる。この統計から、5セントマシンはいちじるしく配当率が低いということが読み取れる。
 どうやらこの統計を見る限り、スロットマシンに関して言えば 「ダウンタウン地区の方がストリップ地区よりも総じて客にサービスしている」 ということが言えそうだ。
 (注: RENOはラスベガスではなく北ネバダ地区にあるカジノ都市)

機種DOWNTOWN地区STRIP地区RENO地区
¢5マシン91.3% 88.9% 92.4% 
¢25マシン95.3% 93.7% 94.2% 
$1マシン95.8% 95.3% 95.9% 
$5マシン96.6% 95.9% 97.3% 
 


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