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賭金を出すタイミングがすべて |
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ラスベガスで主流をなす 7-Card Stud や Texas Hold*em では、「不必要なカードを切って新たなカードをもらう」 という動作がない分だけ、「賭金を出すタイミング」 が非常に重要な意味を持ってくる (ここでいうタイミングとは、ゲームから降りるか降りないか、降りない場合の賭金の積み増し額、その増加のテンポなどのことである) 。
もちろん 「敵の顔から敵の手を読む」 という作業も重要だが、7-Card Stud や Texas Hold*em の場合、見えていないカードが2枚しかなく (つまりほとんどのカードは見えてしまっている)、その重要性は相対的に低い。やはり 「賭金を出すタイミング」 の方がはるかに重要であると同時に、ゲーム結果に与える影響も大きく、それですべてが決まってしまうと言っても過言ではない。
またゲームの進行やルールの上からも、「賭金を出すタイミング」 以外に自分で決定すべきことは何もないというのが 7-Card Stud や Texas Hold'em の実態である。
こうなってくると、もはや完全な 「心理戦争」 であり、その必勝法は数学的なセオリーよりも、むしろ心理学の世界に解答を求めなければならないということになる。
服装やヘアースタイルやタバコの吸い方までが勝負に影響してくるとは断言できないが、少なくとも自分の予算、もっと具体的にいうならば敵の前に披露している 「現金の山」 の量などは明らかに敵の心理に影響を与える。もうそこは数学もセオリーもまったく存在しない世界である。
したがってポーカーの場合、各自が自分の経験則に基づいた独自の戦法を引っ提げてゲームに臨んでいるのが現状で、普遍的な必勝法などどこにも存在しない。その証拠にブラックジャックの場合は 「ブラックジャック攻略本」 のたぐいが数え切れないほど出版されているが (もちろんそれらの本の中身はすべて同じ結論に導かれている)、ポーカーの攻略本はありそうでそう多くはない。またあったとしてもその内容はほとんど心理的な作戦が抽象的に説明されているだけで、内容も本ごとにバラバラで、同じ結論に導かれているわけではない。
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