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キノ


 複合投票の仕方
 
 通常の投票以外に複合投票という方法もある。これは一度にたくさん投票する際の単なる 「投票用紙への記入方法のひとつ」 であって、当選確率や配当倍率が有利になるとかいう性格のものではない。あくまでも大量投票する際の記入時間や手間を省くための手段である。したがって、特に覚える必要はないし、覚えたところで大量投票をしやすくなるということ以外に何のトクもないが、とりあえず紹介だけしておこう。

 たとえば 「4個選択」 のゲームを1度に 15枚分 (つまり 15通り) 投票したいとする。この場合もちろん 15枚の投票用紙に個別に記入して投票してもよいのだが、それではあまりにもめんどくさい。そのような場合、番号2個のペアを6グループ作って投票すれば1枚の投票用紙で済んでしまう (写真参照)。つまりこの写真の例のように [ 12,13 ]、 [ 23,24 ]、 [ 45,46 ]、 [ 67,68 ]、 [ 72,73 ]、 [ 77,78 ] というように記入して投票するのである。
 なんのことだかわかりにくいかもしれないが、まずそれぞれの番号 (この場合 12個) にごく普通に印をしたのち、さらに 12と 13、23と 24、45と 46という具合にすべてのペアをワクで囲む。そしてこの投票用紙を窓口へ持って行った際に 「4個選択の投票を 15通り分」 と言って 15回分の賭金 (この例では 「4 MARK, 15WAYS,$1」 となっているので賭金の合計は $15) を渡せばそれなりに処理してもらえる。
 これは具体的にどういうことかというと、「 12,13,23,24 」、「 23,24,45,46 」、「 72,73,12,13 」、「 45,46,72,73 」、( 以下11通り省略) の、「4個選択の投票」 を 15通り一度に買うということである。
 賢い人はもう気付いていることと思うが、この投票用紙をそのまま使って、「 10個選択の投票を6通り分」 と言って投票することも出来るわけである。つまり、「 12,13,23,24,45,46,67,68,72,73 」、「 12,13,23,24,67,68,72,73,77,78 」、など (以下4通り省略) を6通り買うことができる。同様にこの投票用紙で 「6個選択を 20通り」 買うこともできるし、「8個選択を 15通り」 買うこともできる。
 なおこの 「何個選択を何通り」 という表現は 「4 MARKS,15 WAYS 」 のように MARK と WAY という言葉を使う。
 今のはあくまでもほんの一例であり、番号グループを今の例の 「2個」 から 「3個グループ」 や 「4個グループ」 などに組み替えることにより、さらに複雑なバリエーションの買い方を楽しむことができる。
 この複合投票を覚えてしまうと、1枚の投票用紙で数百通りものキノを一度に簡単に買うことができてしまい、キノ本来の主旨である 「少額の資金で大きな夢」 から完全にかけ離れた 「大金を必要とするギャンブル性の高い遊び」 になってしまう。何事もほどほどにしておいた方がよいだろう。



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