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キノ


 ゲームの進行
 
 ゲームの内容は極めて単純でわかりやすい。1番から 80番までの番号が書かれた 80個のボールの中から、カジノ側が無作為に 20個の当選番号を選び出す (右の写真は当たり番号のボールが 20個選び出されたところ)。
 ゲーム参加者は、自分が事前に選んだ数個の番号がそれらの当選番号といくつ一致していたかにより、払戻金を受け取る。ただそれだけのゲームだ。実際の現場の様子をもっとわかりやすく具体的に描写するならば以下のようになる。


 まず参加者は備え付けの専用の用紙 (左写真の上段) に自分の好きな番号 (1番から 80番までのうちの数個) を記入し、賭金とともにそれを窓口へ提出する。その場で正式なキノチケット (左写真の下段、領収書のようなものと考えればよい) を受け取り席に戻ってゲームの開始を静かに待つ。
 80個のボールは参加者にもよく見えるように透明なガラスの容器など (もしくは目の粗いカゴなど) に入れられている (一番上の写真)。フワフワした感じのそのボールは色も形も大きさもピンポン玉にそっくりだ。

 いよいよ抽選開始となり、多くのゲーム参加者が静かに見守る中、80個のボールはゆっくりと念入りにかき回される。しばらくしたのち、ボールは機械的に1個ずつランダムに選び出され、係りの者がその取り出されたボールの番号をひとつひとつ読み上げる。読み上げられた当選番号はスピーカーを通して場内に流れると同時に電光掲示板にも表示される (右下の写真)。
 ちなみにその電光掲示板は 「ながら族」 などのためにホテル内のいたるところに設置されており、たとえば食事をしながら、あるいは酒を飲みながらでも確認できるようにバフェィ内やバーにもたくさん存在している。

 20個の当選番号すべてが読み上げられたらその一連のゲームは終了となる。
 あとは自分が選んだ番号が、何個的中しているかチェックし、配当をもらえるだけの的中があれば、窓口に出向いてお金を受け取る。
 以上のことを約 15分ごとに 24時間 365日くり返している (ちなみに右の写真の 190 は、第 190回目の抽選という意味)。
 なお、近年、このキノはカジノにとって採算が合わないのか (かける金額が小さい上、進行が遅いのでたしかに効率は悪そう)、キノ自体をやめてしまうカジノや、24時間営業をやめて深夜は窓口を閉めてしまうカジノが増えてきている。


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