 |
 |
 |
有利な賭け方 |
|
| |
冒頭でも述べたようにクラップスではルーレットと違い、数学的な 「期待値」 がまったく異なる賭け方がいくつもある。これを他の言葉で置き換えるならば、「損をする賭け方」 と 「比較的有利な賭け方」 が存在しているということになる。
ズバリ結論から先に言ってしまえば、パスライン、カム、ドントパス、ドントカム、それにプレースベットの 「6」 か 「8」、以上の賭け方以外は絶対にやるべきではない。
ビギナーは、とかく単純でわかりやすいハードウエーやフィールドなどに賭けたがるが、それらはたまにラッキーで勝てることはあっても長い目で見れば必ず負ける賭け方だ。なぜなら、それらの賭け方はその目の出現率に比べ、配当倍率が不当に低く抑えられているからである。
一方、そのような 「損をする賭け方」 がたくさん存在している分だけ、パスラインやドントパスなどに対する客にとっての期待値は非常に高くなっている。事実これらパスライン、カム、ドントパス、ドントカム、それにプレースベットの 「6」 か 「8」、の期待値は限りなく客とカジノ側の勝率が 「 50:50 」 に近い状態になっており、これらに賭けている限りクラップスはルーレットなどに比べはるかに客側にも勝算があるゲームと言うことができる。
ちなみに各賭け方に対するハウスアドバンテージ (控除率: カジノ側が有利な度合い) は、以下の通りだ。これらの数字の見方は、その賭けに $100 投じられた場合の数学的期待値に基づくカジノ側の平均収益金と考えればよい。つまりパスラインに $100 投じられるとカジノ側は平均 $1.41儲かるということになる。
 |
◎ が、おすすめの賭け方。
× は、絶対にやっては行けない賭け方。
△ は、勝率は悪くないが周囲の人に嫌われる賭け方。 |
 |
| ◎ パスライン | 1.41% |
◎ カム | 1.41% |
| × プレースベット (4,10) | 6.67% |
× プレースベット (5,9) | 4.00% |
| ◎ プレースベット (6,8) | 1.52% |
× ビッグ 6 と ビッグ 8 | 9.09% |
| × ハードウエイ (4,10) | 11.10% |
× ハードウエイ (6,8) | 9.09% |
| × フィールドベット | 5.55% |
× エニークラップス | 11.10% |
| × クラップス | 16.67% |
× イレブン | 16.67% |
| △ ドントパス | 1.36% |
△ ドントカム | 1.36% |
| × エニーセブン | 16.67% |
◎ オッズ賭け ( * Note ) | 0.00% |
 |
【 Note 】
オッズ賭けは、パスラインやカムなどと抱き合わせで行う賭けだが、この数字 (0.00%) はあくまでもオッズ賭け単独で計算した場合のもの。
ちなみにルーレットの場合この控除率が一律 5.26% であることを考えると (ルーレットの場合はどの賭けパターンもすべて同じ 5.26% になっている)、クラップスというゲームの特異性がよく見えてくることだろう。
つまりこのゲームにはパスラインやカムそれにオッズ賭けのような 「出血大サービス」 的な賭け方が存在していると同時に、もはや 「ワナ」 とも言える法外な高控除率の賭け方も多数存在している。
この 「出血大サービスとワナの共存」 が意味しているものは何か? それはまさしく、「この実態を知らない者から資金を吸い上げ、そのぶん知っている者にサービスしている」 ということに他ならない。つまり、「ハードウエーやプレースベットの 4や 10 に賭けている者から資金を調達し、パスラインやカムおよびそのオッズ賭けに賭けている者にサービスしている」 ということである。
(数値的にはイレブンやエニーセブンの方が大きなワナではあるが、実際にそれらに賭けている者は、そう多くない。そういう意味においてカジノ側にとっての最大のドル箱は、やはりハードウエーやプレースベットの4や 10ということになる)。
以上をまとめると、「クラップスというゲームは、結果そのものは人知の及ばないサイコロが決定しているためブラックジャックのような高度な判断力やテクニックを必要とするわけではないが、ワナにハマらないための知識だけは絶対に必要で、そういう意味においてはワナがまったく存在しないルーレットとはかなり趣を異にしている。そしてワナさえ避けて通ればクラップスは最大の勝率が期待できるカジノゲームである」 ということができる。
|
|