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イーブンマネー |
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これも基本的には前述のインシュランスとなんら違いはない。あえて正確な表現をするならば 「自分にブラックジャックが完成している場合で、なおかつディーラーのアップカードが Ace の場合に掛けるインシュランス」 ということになる。結果として必ず元の賭金と同じ額だけの勝ちとなるため 「イーブンマネー」 と呼んでいる (右の写真のような局面で宣言する)。

このイーブンマネーの場合は元の賭金の半額をわざわざテーブルに出す必要はなく、ただ単に 「イーブンマネー」 と声を出して宣言するだけでよい。宣言するとすぐその場でディーラーは元の賭金と同じ額だけ支払ってくれる。なぜならディーラーにブラックジャックが完成していようがいまいが結果は必ず同じになるからだ。なぜ必ず同じ結果になるのか?
もしディーラーにブラックジャックが完成していた場合、インシュランスとして掛けた保険料 (元の賭金の半額) の倍の金額 (つまり元の賭金と同じ額) が支払われ、もともとの勝負の方はお互いブラックジャックなので引き分け。結果として保険金だけを受け取ることになる。
逆にもしディーラーにブラックジャックができていなかった場合、当然保険料 (元の賭金の半額) は没収されるが、一方ゲームそのものの勝負はプレーヤー側の勝ちとなり (すでに自分にブラックジャックが完成しているため) 賭金の 1.5倍の勝ち金を受けることになる。つまり結果として差し引き 「賭金と同じ額だけの儲け」 ということになる。
以上のようにイーブンマネー保険を掛けた場合はディーラーの見えていない方のカードに関係なく自動的に 「賭金の1倍の勝ち」 が確定することになる。
ではこのイーブンマネー保険はプレーヤーにとって損か得かということになるが、これは前述のインシュランスとまったく同じことなので確率論的には損である。しかし、あまり確率論的なカタイことばかり言っていてもゲームが楽しくないので、このイーブンマネーに関してもその時の気分で決めればよいだろう。
たとえば、「せっかく自分にブラックジャックが完成しているのに引き分けで何ももらえないというのはイヤだ」 と思えばイーブンマネー保険を掛けて 「1倍の勝ち」 を確定させるのもよいし、また逆に 「せっかく自分にブラックジャックが出来ているのだから 1.5倍もらわないと気がすまない。もしディーラーにもブラックジャックが出来ていて引き分けになってしまってもそれはそれで仕方がない」 と考えるのであればイーブンマネー保険を掛けなくてもよいだろう。
それでも 「インシュランス」 同様、確率論的にはイーブンマネーの選択は損であるということだけは頭に入れておいてもらいたい。
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