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スプリット |
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これも Double Down と同様にプレーヤーにだけ与えられた特権だ。最初に配られた 2枚のカードを分割してそれぞれの 1枚のカードに対して、新たにカードをもらい、独立した 2つのゲームとしてプレーを続行する権利である。

Double Down と大きくちがうところは、この SPLIT は初めに配られた 2枚のカードが同じ数のカード (つまり 「ペア」) である時にのみ権利を行使できるということである。
それと SPLIT にはヒットの回数に制限がないため、 SPLIT 後は何枚でも好きなだけカードを引くことができる。(例外的に Ace のペアのスプリットだけは 1枚ずつしかカードをもらえない)
たとえば最初に配られた 2枚が 8 と 8 の場合、この手を 「16」 の手として普通にプレーする代わりに、2枚を分割してふたつの独立した 「8」 の手として、それぞれの 8 に対して新たにカードをもらいプレーを再開するのがこの SPLIT である (写真)。
このように SPLIT の権利を行使した場合、元の賭金と同じ額の賭金を分割された手にも追加して賭けることになるため、この SPLIT も結果的には倍の賭金を出してプレーしていることになる。
しかし Double Down のように倍の賭金を同時に失うとは限らず (分割した 2つの手のうちのどちらか一方の手が勝ってどちらか一方が負けるということもあるため)、厳密に言うならば、賭金を 2倍にするのではなく2回分のゲームを同時に並行して行うということ になる。
では戦略的にはどのような場合にスプリットした方がよいのか。基本は、最初に配られた2枚のままでは勝てそうもない場合、もしくはディーラーの見えているカードが弱い場合 (ディーラーがバーストしそうな場合) である。
つまり 10 と 10 をスプリットするようなことはしないし (なぜなら 「20」 なのでそのままでも十分勝ち目がある)、ディーラーのアップカードが 10 や 9 の時に、6 と 6 などをスプリットしない ( 6という弱いカードではどっちにしろ勝てそうもないので、わざわざスプリットして失う金を倍にする必要はない)。
ちなみに、この SPLIT の意思表示も新たな賭金をテーブル上に黙って出すだけで OK だ。ただし最初に配られた 2枚のカードが 5 と 5、もしくは 4 と 4 の場合は Double Down にしたいのか SPLIT にしたいのかまぎらわしいためディーラーがプレーヤーに口頭で確認を求める場合もある。
( 5 と 5 、4 と 4 以外のペアの場合は暗黙のうちに SPLIT だということがわかってもらえる。なぜなら、自分が先にバーストしてしまう可能性のある 6 と 6 以上のペアから Double Down する者はいないし、また逆にたとえ次に 10 が来ても 「16」 にしかならないような 3 と 3 から Double Down する者もいないからだ)
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