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バカラ


 ルール
 
 バカラのルールをひと言で表現するならば、 「9に近い方が勝ち」 ということになる。
( それがゆえに日本のオイチョカブに似ているとも言われている)。


 では、ブラックジャックにおける 「21」 という数字の部分だけが、ただ単に 「9」 に置き換わったのがバカラかというと、そうではないのである。以下に説明しよう。


[ バカラとブラックジャックの2つの相違点 ]
  • バカラは、ブラックジャックのような 「ディーラー対プレーヤー」 の戦いでもなければ、ポーカーのような 「プレーヤー対プレーヤー」 の戦いでもない。表現はむずかしいが、「架空の2人の勝負に対して、そのどっちが勝つかに賭けるゲーム」 とでも言うべきなのがバカラである。
     もっとわかりやすく言うならば、架空のAさんとBさんが 「9に近い方が勝ち」 というルールのゲームをやっている横で、そのAさんが勝つかBさんが勝つかの賭けをカジノ側と各プレーヤーが勝負をするのがバカラ、ということになる。
     したがって、バカラというゲームに実際に参加している各プレーヤーは、カードを引くとか引かないとかの判断をする必要もなければ、「自分の手」 というものすら持っていないことになる。ましてやカードにさわる機会などまったくない (伝統的なバカラではさわらせてもらえる部分もあるが、それでもそれは単なる儀式的な意味しかない)。


  • もう一つの相違点は、今の例でいうところの架空のAさんもBさんも、カードを引くか引かないかは自分で自由に決めることができないということである。つまり引くか引かないかはすべて規則に従って行われるということで、そういう意味においてはAさんもBさんもブラックジャックのディーラー側の立場と似ていると言える。


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