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モデム接続


 最近はパソコン持参で海外旅行に出かける人も珍しくなくなってきた。特にここラスベガスにおいてはハイテク関連のコンベンションなどが多いせいか、ビジネス出張族のパソコン携帯率は非常に高い。以下はラスベガスのホテルの客室からダイヤルアップ接続 (モデム接続) する場合の注意事項だ。

 ラスベガスに存在する主要ホテルの客室からは特になんの問題もなくダイヤルアップ接続が可能だ。左の写真はラスベガスの主要ホテルの多くが採用している客室用の電話機だが、その側面にはダイヤルアップ接続のためのジャックが用意されている。
 そこにパソコンのモデムから出ている電話線(右下の拡大写真) を差し込めば接続の準備は完了だ。もし電話機の側面にジャックがない場合は、その電話機につながっている電話線を壁までたどり (机やベッドなどを移動させる必要がある場合も少なくない)、壁のジャックに接続されているその電話線を引き抜き、モデムからの電話線をその壁のジャックに直接差し込めばよい。
 ジャックの形状は日本もアメリカも同じなので特にアダプターなどを用意する必要はない。ちなみに電源コンセントに関しても、日本で販売されているノートパソコンはすべて電圧的にも形状的にもアダプター無しでそのまま接続できるようになっているので、日本国内での利用とまったく同じ感覚で取り扱って何ら差し支えない。

 さて次にダイヤルするアクセスポイントに関してだが、日本の主要プロバイダーの多くはラスベガスの市内(702局) の管内にアクセスポイントを持っているか、アメリカ側のプロバイダーと提携してそのプロバイダーが持つラスベガス市内のアクセスポイントが使えるようになっているため、その電話番号を事前に調べてさえおけば市内通話で接続が可能だ。
 もちろん国際電話で日頃使用している日本国内のアクセスポイントへ接続する方法もあるが、そのようなことをする者はまずいないだろう。ホテルからの国際電話がべらぼうに高く (1分$5以上する) 非経済的だからだ。
 参考までに日本の主要プロバイダーが持つ海外接続サービスに関する情報サイトを以下のリストにまとめておいたので参考にしていただきたい。

 さて次にダイヤル方法だが、ラスベガスの市外局番 702 はダイヤルする必要がない(ロサンゼルスやサンフランシスコなど他の都市からダイヤルする場合はもちろん必要)。ただし、ホテルの電話はそのままの状態では館内電話になっているため、外線につなげるための外線発信番号を最初にダイヤルする必要がある。外線発信番号はその電話機や客室内の案内書に書かれているのですぐにわかるが、9 や 8 を採用しているホテルが多いようだ。
 したがって、たとえば 702-123-4567 のアクセスポイントへ接続したい場合で、ホテルの外線発信番号が 9 の場合、実際にダイヤルする電話番号は 9-123-4567 ということになる。
 ここで注意しなければならないのが外線発信トーンの確認だ。つまり外線発信番号をダイヤルしたあと 1〜2秒待ち受話器から外線発信トーンが聞こえてくることを確認してから残りの番号をダイヤルする必要がある。ところが、91234567 をそのままパソコンに打ち込み接続を試みると、パソコンは 9 のあとに聞こえてくる外線発信トーンを待たずに一気に 123456 もダイヤルしてしまうため、多くの場合接続に失敗する。
 この問題を避けるために必要なのがカンマの挿入だ。現在パソコンでは、半角英数字のカンマを [1〜2秒の休止] と認識するようになっているため、外線発信番号のあとにこのカンマを挿入し、9,1234567 と入力すればこの問題は解決する。

 さて気になる電話料金だが、幸いにもラスベガスのほとんどのホテルが市内通話に限り均一料金制を採用している。つまり何分接続しようが料金は同じで、その相場は $1.00 が主流となっている。モーテルなどでは 「市内通話無料」 をセールス文句にしているところも少なくない。
 したがって、何回もこまめに接続したり切ったりするよりは、つなぎっぱなしにしておいた方がトクということになる。(ただし 702 局以外のアクセスポイント、つまりラスベガスから市外通話扱いになってしまうアクセスポイントへダイヤルする場合は 1分刻みで非常に高い市外通話代がホテル側から請求されるので注意が必要)。
 ただ、最近は市内通話でも 「かけ放題均一料金制」 から 「30分を超えると1分ごとに追加料金」 へ料金システムを変更するホテルが増えてきているので、チェックインの際、事前に確認しておいたほうが良いだろう。
 なお、今説明した料金はあくまでもホテル側から請求される電話代の話であり、プロバイダー側から請求される接続料のことではないので誤解のないように。日本の最近の多くのプロバイダーは、海外における接続も日頃の日本での接続と同じ扱いにしており特に海外接続であることを意識する必要はないが、海外接続を別料金体系にしているプロバイダーも少なくないので、接続料金に関しては各自事前に確認しておくことをおすすめする。

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