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| 週刊ラスベガスニュース バックナンバー 1998年9月23日号 | ||||||||||||||||||||||||||||
| あのシナボンが Dゲートにも | ||||||||||||||||||||||||||||
先々週号の超やわらかぁーいティラミスの話題が非常に好評だったため、今週も再び私ミセス Gourmet が、最近LV大全フォーラムで盛んに取り上げられている超甘ぁーい “シナボン” の話題をお届けしたいと思います。まず “CINNABON” とは、シアトルに本拠を置く CINNABON社が全米約 500のお店を通じて販売しているシナモンロールのことです。会社側の宣伝によりますと、インドネシアの秘境でしか採れない世界最高級品といわれる “Makaraシナモン” をたっぷり使った焼きたてのシナボンは世界一のシナモンロールとか。ラスベガスではマッキャラン空港 (ラスベガス国際空港) の中などに店があります。 アメリカ人にとってはなんの変哲もないごく普通のシナモンロールかも知れませんが、一般の日本人にとってはとてつもなく甘く、またとてつもなく大きな食べ物です。 私たちの常識を超えたこの得体の知れない食べ物を老若男女を問わず朝に晩にパクパクと実に美味しそうに食べている様子は、アメリカを初めて訪れる日本人にとっては少々滑稽に映るかもしれません。 さて、シナボンを食べた日本人の感想はいかがでしょう? 「LVフォーラムにだまされた。あれは人間が食べるモノではない!」、 「甘すぎて頭が痛くなった。」 といった辛党からのコメントから、 「あれぞアメリカの食文化。ああいうモノを体験してこそ異文化を知ることができる」 といった異文化交流論、そして 「超甘いけど美味しい! やみつきになりそう!」 と拍手喝采を送る人まで、さまざまなコメントが LVフォーラムのみならず、ラスベガス大全編集部宛に E-MAIL で寄せられています。
しかしなぜか誰ひとりとして本気で怒って 「だまされた!」 と文句を言って来る人はいません。LV大全が紹介した観光地に対して 「期待はずれだった」 と厳しい評価を頂くことはありますが、なぜかシナボンの “裏切り” には皆さん寛容のようです。 もちろん “被害額” がわずか数ドルであるということと、どっちにしろ誰もが通る空港の出発ターミナル内にあるため時間的な “被害” もなく、文句が出にくい状況にあることは事実ですが、裏切り者のシナボンが皆さんから怒られない本当の理由は、きっとその可愛らしい名前と、憎めない姿、形、それに怒るに怒れないあのあきれるばかりの甘さにあるのではないでしょうか。 そんな CINNABON がこのたび完成したばかりのラスベガス国際空港の最新ターミナル “Dゲート” にオープンしました (写真)。 A、Bゲートにある従来の店や Cゲートのスタンド形式のシナボンとは違ったかなり大きい目の店です。 Dゲートから出発するユナイテッド航空やノースウエスト航空で日本へお帰りの方はこの新 CINNABON へ立ち寄って良くも悪しくも思い出に残る体験をしてみてはいかがでしょう。とにもかくにもシナボンはアメリカの味なのです。 ちなみに以下はミスターVEGAS のコメントと、男性取材陣が書いた各アイテムに対する寸評付き価格表です。 【ミスターVEGAS の シナボン評】 シナボンそのものもオバケだが、あれを全部食べられる人はもっとオバケ。 ところで、現場で食べたシナボンに比べ、現場に行かなかったスタッフの試食用に持ち帰った箱入りパック (6個入り) のシナボンは、持ち帰った直後に食べたにもかかわらずかなりパサパサしていてひどい味だった (2回食べたことがバレてしまうが...)。どうやら現場で単独にオーダーするシナボンは焼きたてでも、あらかじめ箱に入れられて陳列台に置かれているシナボンは焼き上がってからずいぶん時間がたっているようだ (たまたまだったのかもしれないが...)。 持帰り用の箱入りパックを買う人 (そんな人いないか?!) は要注意。 とにかく個人的にはまるで評価したくない店だが、LEGENDARY という “枕詞” までが付いた伝説の Makara Cinnamon Powder は少々高いがおみやげになるかも。
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