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アメリカの冬の風物詩ともいえるスーパーボウルがいよいよ 2月3日、アリゾナ州のフェニックススタジアムで開催される。
「スーパーボウル」 とは、プロフットボールリーグ NFL のチャンピオン決定戦のことで、全米最大のスポーツイベントだ。7試合制の大リーグ野球のワールドシリーズと異なり、1試合だけの一発勝負のためか、その注目度は半端ではなく、もはやアメリカの国民的行事といっても過言ではない。
特にギャンブルの街ここラスベガスでの過熱ぶりはすさまじく、日ごろ賭けごとやフットボールに縁がない者までもがカジノへ足を運ぶ。ちなみに全米各地に合法カジノは無数に存在しているが、スポーツへの賭けが合法化されている場所はラスベガス(ネバダ州) 以外にほとんどない。
そんな背景もあってか、カジノ側も元スター選手を招いての大型スクリーンでの観戦パーティーを競って開催するなど、年に一度のビジネスチャンスに余念がない。そして、チーム名を知らない者や、ひいきチームを持たない者までもが楽しめるようなさまざまな賭けが用意され、カジノでは大金が動くことになる。
今週は、そんなスーパーボウルの賭け方、およびそれぞれの賭け方に対する現在の配当倍率を紹介してみたい。
(なお青少年も観戦する神聖なるスポーツを賭けの対象にすることに対して NFL組織が反対している関係で、Super Bowl という固有名詞をカジノで使うことが法律論争になりやすく、近年カジノでは Super Bowl という言葉を使わない傾向にある。右下の写真も Pro Football 2008 Championship となっている)
今年の対戦カードは 「ニューイングランドペイトリオッツ 対 ニューヨークジャイアンツ」。
ラスベガスのカジノでのハンデは、今シーズン無敗を誇るペイトリオッツが有利と見られており、マイナス12点。(写真右、クリックで拡大表示)
これは、ペイトリオッツに賭けた者は、ペイトリオッツが 12点差以上で試合に勝たなければカジノでの賭けは負けてしまうことを意味し、逆にジャイアンツに賭けた者は、実際の試合でジャイアンツが負けても 12点差以内であれば、カジノでは勝ちになり配当金を受け取れることになる。
この賭け方の場合の配当金はどちらのチームに賭けても1倍、つまり 100ドル賭けた場合は、自分の賭け金も含めて 200ドル戻ってくることになるが、実際にはカジノ側が手数料を取るので (その率はカジノによって異なることもあるが、実際には以下で示す 「マネーライン」 でいうところの -110 か -105 に設定しているカジノがほとんど)、200ドルよりやや少なくなる。
上記の賭け方が最も一般的な賭け方だが、ハンデなしで賭けることもできる。たとえばジャイアンツファンなどが、「ハンデなどいらない。とにかく試合に勝つことしか考えていない」 という場合は、ハンデなしでジャイアンツに賭けることが可能だ。その場合、右上の写真の通り、現在のマネーラインは +350。同様にマイナスハンデなしでペイトリオッツの勝ちに賭ける場合のマネーラインは -450。(29日、MGM Mirage系のカジノでの数値)
この 「マネーライン」 とは、得点によるハンデではなく、賭け金で実力差を調整しているようなものと考えればよく、「+350」 の意味は、100ドル賭けて試合に勝つと 350ドル受け取れる(自分の賭け金も含めれば 450ドル受け取れる) ことになり、「-450」 は、100ドル勝つためには 450ドル賭けてください、ということを意味する。つまり、ペイトリオッツに 450ドル賭けると、100ドル勝つことができ、自分の賭け金も含めて 550ドル受け取ることになる。なお、これらマネーラインの賭けの場合、すでにその数値にカジノ側の手数料が組み込まれているので、さらに手数料を取られることはない。
どちらのチームが強いのか、もしくはどちらのチームが好きか嫌いかなどにまったく興味がない者などに人気があるのが Over/Under という賭けだ。今年のスーパーボウルのこの数値は現在 54。これはどちらかのチームに賭けるというものではなく、両チームの合計得点がこの数値を超えるか超えないかを当てる賭けで、これに賭けた場合はテレビの前などで、「どっちのチームでもいいから、とにかくたくさん点を取ってくれ!」、もしくはその逆に 「点を取るな!」 といったカタチで応援することになる。配当倍率は、Over も Under も -110。つまり 100ドル勝つためには 110ドル賭けなければならない。(カジノによっては -105 の場合もある)
なおハンデにしろマネーラインにしろ合計得点にしろ、その数値はファンの賭け方の偏りに応じて、どのような試合結果になってもカジノが損をしないように日々刻々と変化し得るもので、上記の数値が絶対的なものではないことはあらかじめ理解しておく必要がある。したがって、今週ラスベガスに滞在予定の者でこれから賭けに参加する場合は、必ず電光掲示板などでそのつど数値を確認するようにしたい。
なお、それぞれの賭けの買い方は、その賭けの左側に表示してある整理番号 (右上の写真の赤い数字) と賭けたい金額を窓口で申し出るだけなのでむずかしいことは何もない。
ここまでに説明した賭け、つまりハンデあり、ハンデなし、合計得点、はどこのカジノにもある人気の賭け方だが、それ以外にも各カジノでは独自のユニークな賭け方をたくさん用意している。以下にそれら賭けとその配当倍率を列挙してみたので (これで全部ではない。あくまでもごく一部)、興味がある者はこういったユニークな賭けにも参加し、お祭り気分を盛り上げてみるのもいいだろう。
(賭けの内容が同じでも、カジノが異なると倍率も異なることがあり、その場合はそれぞれを色で分けて掲載)
| この色は |
この色は |
この色は |
| MGM Mirage 系 |
LV Hilton 系 |
Station Casino 系 |
試合開始後 6分30秒以内に得点が入るか。
| 賭け |
条件 |
配当 |
| 入る | | -160 |
| 入らない ( 0 対 0 のまま) | | +140 |
試合開始後 6分30秒以内に得点が入るか。
| 賭け |
条件 |
配当 |
| 入る | | -160 |
| 入らない ( 0 対 0 のまま) | | +130 |
試合終了間際の最後の2分間に得点は入るか。
| 賭け |
条件 |
配当倍率 |
| 入る | | -270 |
| 入らない | | +230 |
最初に点を入れるのはどちらのチームか。
| 賭け |
条件 |
配当 |
| ペイトリオッツ | | -185 |
| ジャイアンツ | | +165 |
最初に点を入れるのはどちらのチームか。
| 賭け |
条件 |
配当 |
| ペイトリオッツ | | -210 |
| ジャイアンツ | | +170 |
この試合の最後に入る得点はどちらのチームによるものか。
| 賭け |
条件 |
配当 |
| ペイトリオッツ | | -165 |
| ジャイアンツ | | +145 |
この試合の最後に入る得点はどちらのチームによるものか。
| 賭け |
条件 |
配当 |
| ペイトリオッツ | | -160 |
| ジャイアンツ | | +140 |
この試合の最後に入る得点はどちらのチームによるものか。
| 賭け |
条件 |
配当 |
| ペイトリオッツ | | -185 |
| ジャイアンツ | | +155 |
最初に点を入れたチームは試合に勝つか。
| 賭け |
条件 |
配当 |
| 勝つ | | -220 |
| 勝たない | | +180 |
最初に点を入れたチームは試合に勝つか。
| 賭け |
条件 |
配当 |
| 勝つ | | -210 |
| 勝たない | | +180 |
この試合の最後に入った得点を入れたチームは試合に勝つか。
| 賭け |
条件 |
配当 |
| 勝つ | | -210 |
| 勝たない | | +175 |
この試合は規定時間終了時に同点で、延長戦に突入するか。
| 賭け |
条件 |
配当 |
| する | | +800 |
| しない | | -1200 |
この試合は規定時間終了時に同点で、延長戦に突入するか。
| 賭け |
条件 |
配当 |
| する | | +1000 |
| しない | | -1400 |
この試合は規定時間終了時に同点で、延長戦に突入するか。
| 賭け |
条件 |
配当 |
| する | | +1000 |
| しない | | -1500 |
前半(第1、第2クオーター) と 後半(第3、第4クオーター)、両チームの合計得点がより多く入るのはどっちか。
ジャイアンツがリードすることは試合中に一度でもあるか。
ジャイアンツがリードすることは試合中に一度でもあるか。
両チームの反則(ペナルティー)の合計は 10.5 回よりも多いか。(ディクライン、つまり反則された相手が、反則で得られる権利を無視した場合の反則は数えない)
| 賭け |
条件 |
配当 |
| 多い | | -120 |
| 少ない | | EVEN |
この試合は最終的に 3点差で決着がつく。
| 賭け |
条件 |
配当 |
| YES | | +500 |
| NO | | -700 |
この試合は最終的に 3点差で決着がつく。
| 賭け |
条件 |
配当 |
| YES | | +550 |
| NO | | -750 |
この試合は最終的に 7点差で決着がつく。
| 賭け |
条件 |
配当 |
| YES | | +575 |
| NO | | -850 |
強いとされるペイトリオッツのハンデを -21.5点 にした場合。
| 賭け |
条件 |
倍率 |
| それでもペイトリオッツが勝つ | -21.5 点 | +300 |
| それだけハンデがあればジャイアンツが勝つ | | -360 |
ペイトリオッツのハンデを -17.5点 にした場合。
| 賭け |
条件 |
倍率 |
| ペイトリオッツが勝つ | -17.5 点 | +180 |
| ジャイアンツが勝つ | | -220 |
弱いとされるジャイアンツに逆に -3.5点 のハンデをつけた場合。
| 賭け |
条件 |
倍率 |
| もちろんペイトリオッツが勝つ | | -700 |
| それでもジャイアンツが勝つ | -3.5 点 | +500 |
ジャイアンツに -7.5点 もハンデをつけた場合。
| 賭け |
条件 |
倍率 |
| もちろんペイトリオッツが勝つ | | -1200 |
| それでもジャイアンツが勝つ | -7.5 点 | +800 |
両チームの合計得点は 44.5 点よりも多いか少ないか。
| 賭け |
条件 |
配当 |
| OVER (多い) | | -350 |
| UNDER (少ない) | | +290 |
両チームの合計得点は 61.5 点よりも多いか少ないか。
| 賭け |
条件 |
配当 |
| OVER (多い) | | +210 |
| UNDER (少ない) | | -250 |
最初にフィールドゴールのキックをミスするチームはどっち。(どちらも最後までミスしなかった場合は払い戻し)
| 賭け |
条件 |
配当 |
| ペイトリオッツ | | +120 |
| ジャイアンツ | | -140 |
最初に得点を入れたチームと試合結果は。
| 賭け |
条件 |
配当 |
| ジャイアンツが先に得点しジャイアンツが勝つ | | +800 |
| ジャイアンツが先に得点しジャイアンツが負ける | | +240 |
| ペイトリオッツが先に得点しペイトリオッツが勝つ | | -300 |
| ペイトリオッツが先に得点しペイトリオッツが負ける | | +1200 |
両チームの最終的な得点の合計は。
| 賭け |
条件 |
配当 |
| 0〜14 点 | | +15000 |
| 15〜21 点 | | +7500 |
| 22〜28 点 | | +3500 |
| 29〜35 点 | | +1500 |
| 36〜42 点 | | +700 |
| 43〜49 点 | | +300 |
| 50〜56 点 | | +200 |
| 57〜63 点 | | +300 |
| 64〜70 点 | | +550 |
| 71〜77 点 | | +1200 |
| 78 点以上 | | +1500 |
この試合で最初に記録される得点は。
| 賭け |
条件 |
配当 |
| タッチダウンによる得点 | | -210 |
| フィールドゴールなどタッチダウン以外による得点 | | +180 |
この試合で最初に反則(ペナルティー)を犯すチームは。(ディクライン、つまり反則された相手が、反則で得られる権利を無視した場合の反則は除外)
| 賭け |
条件 |
配当 |
| ペイトリオッツ | | -110 |
| ジャイアンツ | | -110 |
第1クォーターから第4クォーターまでのいずれかのクォーターにおいて、両チームの得点が共にゼロというクォーターが一度でもあるか。
前半(第1,第2クォーター)終了時に勝っているチームは。(ただしハンデあり)
| 賭け |
条件 |
配当 |
| ペイトリオッツ | -7 点 | -110 |
| ジャイアンツ | | -110 |
試合中に両チームの得点差が最大になったときのその得点差は。
| 賭け |
条件 |
配当 |
| 18 点差、もしくはそれ以上になることがある | | -110 |
| 17 点差までで、それ以上になることはない | | -110 |
試合中に両チームの得点差が最大になったときのその得点差は。
| 賭け |
条件 |
配当 |
| 18 点差、もしくはそれ以上になることがある | | -120 |
| 17 点差までで、それ以上になることはない | | -110 |
ジャイアンツは第1クォーターの間に1度でもタッチダウンできるか。
| 賭け |
条件 |
配当 |
| できる | | +125 |
| できない | | -145 |
ペイトリオッツは第1クォーターの間に1度でもタッチダウンできるか。
| 賭け |
条件 |
配当 |
| できる | | -165 |
| できない | | +145 |
試合中に 「0 対 0」 以外のスコアで同点になる瞬間があるか。(ただしエクストラポイントを入れる直前の状態は無視する。つまり 「6 対 0」 から負けているチームがタッチダウンして 6点と 1点を加点する際の瞬間的な 「6 対 6」 は無視する)
ペイトリオッツはすべてのクオーターで得点できるか。(延長時間は除外)
| 賭け |
条件 |
配当 |
| できる | | -120 |
| できない (少なくとも1回は 0点のクォーターがある) | | EVEN |
ペイトリオッツはすべてのクオーターで得点できるか。(延長時間は除外)
| 賭け |
条件 |
配当 |
| できる | | -140 |
| できない (少なくとも1回は 0点のクォーターがある) | | +110 |
巨額の配当を得られる賭け。
| 賭け |
条件 |
配当 |
| ペイトリオッツの最終的なスコアは 4点になる | | 9999倍 |
| ペイトリオッツの最終的なスコアは 2点になる | | 5000倍 |
| ジャイアンツの最終的なスコアは 4点になる | | 5000倍 |
| ジャイアンツの最終的なスコアは 2点になる | | 2000倍 |
| 試合中、一度もタッチダウンが記録されない | | 500倍 |
| 両チームの最終的なスコアの合計は 0〜7点になる | | 500倍 |
| ペイトリオッツの最終的なスコアは 0点になる | | 300倍 |
| ペイトリオッツの最終的なスコアは 8点になる | | 300倍 |
| ペイトリオッツの最終的なスコアは 11点になる | | 300倍 |
| ジャイアンツの最終的なスコアは 5点になる | | 300倍 |
| 両チームの最終的なスコアの合計は 8〜14点になる | | 300倍 |
試合開始のキックオフをするチームはどっち。
| 賭け |
条件 |
配当 |
| ペイトリオッツ | | -115 |
| ジャイアンツ | | -115 |
試合中に1回でもセーフティーポイントがあるか。
| 賭け |
条件 |
配当 |
| ある | | +800 |
| ない | | -1200 |
成功したフィールドゴールの中で最も距離が長いものは。(フィールドゴールがなかった場合は払い戻し)
| 賭け |
条件 |
配当 |
| 43ヤード以上 (43ヤードは払い戻し) | | -110 |
| 43ヤード以下 (43ヤードは払い戻し) | | -120 |
ジャイアンツがファーストダウンを取る回数は。
| 賭け |
条件 |
配当 |
| 19回より多い (19回は払い戻し) | | +105 |
| 19回より少ない (19回は払い戻し) | | -135 |
ペイトリオッツがファーストダウンを取る回数は。
| 賭け |
条件 |
配当 |
| 24回より多い (24回は払い戻し) | | -140 |
| 24回より少ない (24回は払い戻し) | | +110 |
最初にタッチダウンを記録する選手の背番号は。
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